「名探偵コナン 漆黒の追跡者」あらすじ・キャラ・声優を紹介 七つの子、黒衣の騎士も解説【金曜ロードショーで放送】
2023年4月14日 21:00
国民的アニメシリーズの劇場版最新作「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」が公開された本日4月14日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」で、「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」が放送されます。
劇場版シリーズ第13弾となる本作は、「黒鉄の魚影(サブマリン)」と同様、コナンと黒ずくめの組織の対決を描く作品。この記事では、あらすじ&概要、知っておきたいキャラクター、声優、劇中の重要なキーワード「七つの子」「黒衣の騎士」などについて、ご紹介します。
2009年に公開された、劇場版シリーズ第13弾。興行収入35億円(シリーズ歴代11位/※「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」「名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン」を除く)を記録した。
物語の始まりは、6人が犠牲になった広域連続殺人事件。全ての現場にアルファベットが刻まれた麻雀牌が残されていたこと、被害者の所持品のひとつが抜き取られていたことから、同一犯による事件として、捜査が開始される。
しかし、捜査会議後、コナンは童謡「七つの子」のメロディを出しながら、携帯でメールを打っていた刑事がいたと聞く。「七つの子」は、黒ずくめの組織のボスに宛てたメールアドレスを打つときに鳴る、携帯電話のプッシュ音だった。組織のメンバーが刑事に紛れているのではないかと疑いながら、事件の真相に近付くコナン。しかし、その裏で組織のメンバーによって、コナン=工藤新一という真実が暴かれようとしていた。
毛利蘭:山崎和佳奈
毛利小五郎:小山力也
工藤新一:山口勝平
阿笠博士:緒方賢一
灰原哀:林原めぐみ
吉田歩美:岩居由希子
小嶋元太:高木渉
円谷光彦:大谷育江
鈴木園子:松井菜桜子
目暮警部:茶風林
白鳥警部:井上和彦
佐藤刑事:湯屋敦子
高木刑事:高木渉
ジン:堀之紀
ウォッカ:立木文彦
ベルモット:小山茉美
コルン:木下浩之
キャンティ:井上喜久子
アイリッシュ:幹本雄之
水谷浩介:DAIGO(ゲスト声優)
吉井リサ:水樹奈々(ゲスト声優)
原作:青山剛昌
脚本:古内一成(「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」)
プロデューサー:諏訪道彦、吉岡昌仁
キャラクターデザイン・総作画監督:須藤昌朋
主題歌:倉木麻衣「PUZZLE」
劇中で、「広域殺人事件に黒の組織が関わっているのではないか」とコナンが気付くきっかけとなるのは、童謡「七つの子」のメロディ。「七つの子」は、黒ずくめの組織のボスにメールアドレスを打つときに鳴る、携帯電話のプッシュ音なのです。
コナンがそのプッシュ音を初めて聞いたのは、原作コミック42巻のエピソード「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」。横浜港に停泊する幽霊船で開かれるハロウィンパーティで起こった殺人事件と、コナンとベルモットの対決が描かれました。コナンはそこで、ベルモットがどこか寂しそうな、懐かしそうな表情を浮かべながら、「OK、ボス」と呟きながら打ったプッシュ音を記憶します。
その後、原作46巻の「ストラディバリウスの不協和音」で、絶対音感を持つ天才作曲家・羽賀響輔にヒントをもらい、プッシュ音が「七つの子」であることが判明。コナンは、メールアドレスを耳で覚えることで、情報流出を防ぐ狙いがあったのではないか、と推理しています。その後、コナンはこのメールアドレスを糸口に、ボスの正体に迫ろうとしますが、灰原から「開けてはならない、パンドラの箱」だと警告されてしまいます。
さらに、劇中で重要なアイテムとなるのが、原作26巻の「命がけの復活」に登場した黒衣の騎士の甲冑。同エピソードでは、帝丹高校の学園祭で起こった事件が描かれます。蘭のクラスが披露した演劇「シャッフルロマンス」のなかで、蘭がハート姫、劇の練習を指導していた医師の新出智明がスペイド王子(=黒衣の騎士)を演じることに。
本番中、黒衣の騎士は台本を無視し、突然蘭を抱きしめます。蘭は動揺しながらも演技を続けますが、クライマックスで殺人事件が発生。警察の捜査が進むなか、その推理に異を唱えた黒衣の騎士が仮面を脱いで素顔を現すと、その正体は何と工藤新一でした。「コナンが新一なのではないか」という蘭の疑いを消すため、コナンが灰原と協力して、新一の姿に戻っていたのです。そのとき新一が身につけていた黒衣の騎士の甲冑は、本作ではどのように登場するのでしょうか。
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