森七菜、役所広司との共演シーンがターニングポイントに 「銀河鉄道の父」凛とした着物姿公開
2023年4月14日 15:00

第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の傑作小説を映画化した「銀河鉄道の父」の新場面写真が披露された。宮沢賢治の妹・トシ役を演じた森七菜の姿を切り取っている。

本作は、宮沢賢治が“ダメ息子”だったという大胆な視点を軸に、究極の家族愛を描いた同名小説を、「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督が映画化。役所広司が宮沢政次郎役で主演を務め、菅田将暉が宮沢賢治を演じている。
森が演じたトシは、女子には勉学は必要ないと言われることが多かった時代に、父親を説得して進学し、賢治の創作の原動力にもなった聡明な女性だ。場面写真は、凛とした表情のトシをはじめ、父・政次郎と笑顔で話すカットや、颯爽と自転車に乗る姿、そして女学校から帰宅し家族との会話を楽しむ様子が切り取られた。

本作で役所と初共演を果たした森は「一緒にお芝居していて、すごく楽しかったです。お父さんとの要所となる2つのシーンでは、トシを演じる私にとってターニングポイントとなりました。役所さんの力をとても感じ、助けていただいたことを思い出しながら毎日帰っていました」と感謝。

菅田とはドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」以来、約3年ぶりに共演し、「以前は人質に取られる役回りだったので最初はギャップを感じました」と戸惑ったそうだが、「菅田さんとのシーンを重ねていくうちに、撮影前に読んだ数多くの賢治の本が腑に落ち、賢治の言葉に説得力を感じることができた」と菅田から大きな刺激を受けた様子だ。
「銀河鉄道の父」は、5月5日より全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)