主人公は“遺灰” ノーベル賞作家の遺灰を運ぶ、トラブル続きの旅を描く 名匠パオロ・タビアーニ監督作、予告完成
2023年4月13日 12:00

第72回ベルリン国際映画祭の国際映画批評家連盟賞を受賞した、イタリアの名匠パオロ・タビアーニ監督作「遺灰は語る」の予告編がお披露目された。物語の主人公は、ノーベル賞作家の“遺灰”。映像には、ローマからシチリアへ、遺灰を運ぶトラブル続きの旅が切り取られている。
「カオス・シチリア物語」「グッドモーニング・バビロン!」などで知られるイタリアの名匠タビアーニ兄弟。2018年に兄ビットリオが死去し、その後現在91歳の弟パオロが初めてひとりで監督した本作は、ベルリン国際映画祭で受賞し、5月2日に開幕するイタリア映画祭2023のオープニング作品として、ジャパンプレミア上映が決定している。
1936年に亡くなった作家ピランデッロは、死に際し「遺灰は故郷シチリアに」と遺言を遺す。しかし、時の独裁者ムッソリーニは、その遺灰をローマから手放さなかった。戦後ようやく、遺灰は故郷へ帰還することになるが、次々にトラブルが発生する。

予告編では、遺灰を運ぶことを命じられたシチリア島特使の旅を中心に、人々が遺灰をめぐって右往左往する様子がユーモアを交え、美しいモノクロ映像で映し出される。映像を彩るのは、「ライフ・イズ・ビューティフル」で第71回アカデミー賞作曲賞を受賞した名作曲家ニコラ・ピオバーニによる音楽。最後には、エピローグとなるピランデッロの遺作短編「釘」のカットも登場している。英Screen Dailyによる「ベルイマン、黒澤、ヴァルダ、オリヴェイラ…。その殿堂に仲間入りする重要な作品」というコメントで締めくくられている。
「遺灰は語る」は、6月23日から東京のヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。PG12指定。なおイタリア映画祭2023(5月2日~7日、有楽町朝日ホールで開催)で、5月2日の午後6時から、開会式のあとに上映される。上映後、パオロ・タビアーニ監督のオンラインQ&Aも行われる。
(C)Umberto Montiroli
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