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川谷絵音、「ゼロの音」で映画初主演&チェロ演奏に挑戦 ヒロインは萩原みのり

2023年4月12日 08:00

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「ゼロの音」は4月27日から配信開始
「ゼロの音」は4月27日から配信開始
(C)HJ ホールディングス

35歳以下を対象とした「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」でグランプリを受賞した老山綾乃が監督を務めた映画「ゼロの音」が、4月27日0時からHuluで配信されることがわかった。「indigo la End」「ゲスの極み乙女」「ジェニーハイ」などさまざまなバンドで活動する川谷絵音、「街の上で」「成れの果て」などの萩原みのりが主演を務める。

局所性ジストニアという病によって音楽の道を絶たれた青年が、憧れの人の死に直面したことをきっかけに人生を再生していくハートフルドラマ。川谷はチェリストの道を諦め、市役所の生活福祉課で働く青年・大庭弦を演じ、市役所の同僚・上国料いとを萩原が演じている。

画像2(C)HJ ホールディングス

初の映画主演を引き受けた理由について、川谷は「一番は監督の手紙です。直筆の手紙をいただいて、これはちゃんとやらないといけないと思いました。また、楽器を扱う作品だったことと、ジストニアという自分の身近にある題材を描いていたので、やってみようと思いました」と明かす。

今回チェロに触ることも初めてだったため、事前に練習を重ねたそうで、チェロ監修を務めた奥村景氏は「チェロとギターは同じ弦楽器の仲間ですが、全然弾いた感覚が違うので最初は川谷さんも苦戦していました。さらに今回使われた曲はチェリストでも弾くのが難しい曲です。ですが、二回目のレッスンでは曲をほぼ覚えていて軽く手直しをする程度まで上達していてビックリしました。撮影の時には、曲の雰囲気に合わせ情熱的に演奏するまで仕上がっていて、良い演奏シーンになるのではと楽しみに思えるほどでした」と絶賛する。

川谷と共に主演を務め、ヒロインを演じる萩原は「いただいた脚本のラストシーンが好きで、このシーンを演じてみたいというのが一番大きかったです。また、川谷さんが主演と伺って、良い意味でどんな感じになるのか想像ができなくて、ぜひこの作品に参加したいと思いました」と話している。

オリジナル脚本で長編作品を完成させた老山監督は、主演の二人に関して「チェロを抱きしめる川谷さんを見て、川谷さんにしか『弦』は演じられないと思いました。それに、萩原さんにしか『いと』という人物は捉えられなかったと思います。2人に演じてもらえたことが、脚本・監督の私にとって最大のしあわせでした」と感謝している。

Hulu オリジナル「ゼロの音」は4月27日から配信開始。川谷、萩原、老山監督のコメント全文は、以下の通り。

一番は監督の手紙です。直筆の手紙をいただいて、これはちゃんとやらないといけないと思いました。また、楽器を扱う作品だったことと、ジストニアという自分の身近にある題材を描いていたので、やってみようと思いました。チェロは、撮影に入るまで毎日弾いていました。かっこいい海外のチェリストを見つけて、その人の動画を見て参考にしたりしました。監督からの演出に関して「感情を抑えてください」と現場で何度かいわれて、心を見せない役柄なので、感情を出さないように演技をするのが大変でした。監督が、アテ書きとおしゃってくれていますが、僕の中にあるものが形になったのかなと、共感する部分が多かったです。現場のあたたかい空気感が映像に反映されていると思うので、気負わずに観てもらえればと思います。
いただいた脚本のラストシーンが好きで、このシーンを演じてみたいというのが一番大きかったです。また、川谷さんが主演と伺って、良い意味でどんな感じになるのか想像ができなくて、是非この作品に参加したいと思いました。川谷さんとは行きの車から帰りの車まで、休憩中もずっとお話しをしていました。その時間のお陰もあって、撮影の時間だけでは埋められない、川谷さん演じる弦さんと自分が演じるいととの距離の詰め方というか、関係性を自然と作ることができたと思います。たくさんの人の優しさが詰まっている作品です。観終わった後に、周りの人に優しくできたり、誰かのことを大事に思ったり、やさしさが伝染するように広がっていくと嬉しいです。
■老山綾乃/脚本・監督
繊細に物語を捉えて、大胆に演じ、何より上国料いとという人物を愛してくれた萩原さん。
なんてことないみたいな顔をしながらも、チェロもお芝居も全力で応えてくれて、作品を力強く引っ張ってくれた川谷さん。
ラストシーンは萩原さんと川谷さんのアイデアで、脚本にはない終わり方を迎えました。ほんの些細なことだけど、弦にとっては非常に大きな意味を持つ終わり方になりました。チェロを抱きしめる川谷さんをみて、川谷さんにしか「弦」は演じられないと思いました。それに、萩原さんにしか「いと」という人物は捉えられなかったと思います。2人に演じてもらえたことが、脚本・監督の私にとって最大のしあわせでした。ありがとうございました。

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