鈴木亮平「劇場版TOKYO MER」に確かな手応え 「日本初の体験型医療ムービーができた」
2023年4月11日 20:20

TBSの「日曜劇場」枠で放送された本格救命医療ドラマを映画化する「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」の完成披露試写会が4月11日、都内で行われ、主演を務める鈴木亮平をはじめ、共演する賀来賢人、中条あやみ、要潤、佐野勇斗、ジェシー(SixTONES)、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子、松木彩監督が勢ぞろいした。

オペ室搭載の大型車両・ERカーで、重大な事故・災害・事件の現場にいち早く駆け付け、「ひとりも死者を出さないこと」をミッションとする救命医療チーム「TOKYO MER」の活躍を描いた。
ドラマに続き、チーフドクター・喜多見を演じる鈴木は「日本初の体験型医療ムービーができた」と確かな手応え。「自分にとっては、特別な作品であることに間違いない」と強い思い入れを示し、「自ら危険に飛び込んで、人を助ける医療従事者の皆さんをたたえたいという気持ちもあった」とドラマの撮影時から抱いていた思いを明かした。

それでも「撮影当時は(新型コロナウイルスの)感染者数も爆発していたので、医療従事者がヒーローのように戦い、死者ゼロで終わるドラマは、どう受け入れられるのか不安もあった」と回想。放送直後から、好意的な反応が届いたといい「こういう話が見たかったというお声をいただき、誰かのために頑張っている人に、直接エールを届けられているんだと肌で感じた」としみじみ語った。
そして、会場に駆けつけた熱心なファン1000人を前に「初っ端から、フルスロットルでいきますから! みんなで一緒に、劇場の大きなスクリーンで見るからこその興奮があるはず」と力強くアピールした。


ドラマ版からのキャストが数多く続投するなか、研修医役で初参戦を飾ったジェシーは「このチームに入ること、それに初の医師役で、僕でいいのかと不安もあった」と振り返り、「皆さんに支えていただき、自分も強くなった。完成した映画を見て、ボロボロ泣きました。感動しない人はいない」と断言。鈴木から「ジェシーくんのおかげで、平均身長があがりました(笑)。恐れず飛び込んでくれて、ジェシーくんの頑張りに僕らも助けられた」と労いの言葉が送られると、「うれしいですね」と笑顔を見せた。


また、仲は喜多見と再婚し妊娠中の千晶を演じ、「普段はちょっと危なかったり、ハレンチな役が多いので(笑)、やっと家族で見られる作品に出演できて感謝しております。ママがユーチューバーじゃなくて、女優だとアピールできる作品!」と喜びの声をあげていた。
「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」は、4月28日に全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこのかっこいい映画は…!
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント