森川智之がフック船長役! 「ピーター・パン&ウェンディ」日本版声優発表&声をおさめた予告完成
2023年4月11日 18:00
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ディズニーの名作アニメを実写映画化する「ピーター・パン&ウェンディ」の日本語吹き替え版声優が発表され、山崎智史(ピーター・パン役)、東郷姫奈(ウェンディ役)、森川智之(フック船長役)、坂本真綾(ウェンディの母メアリー役)が参加していることがわかった。あわせて、日本版予告編(https://youtu.be/VnHnJYUwuOU)もお披露目された。
1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの戯曲および小説として発表されて以降、映画、ミュージカル、テーマパークのアトラクションなど、さまざまな形で親しまれてきた「ピーター・パン」。不思議な国ネバーランドで、大人になることを拒む少年ピーター・パンと、英ロンドンに住む少女ウェンディら姉弟が繰り広げる冒険を描いた。
同作をもとにしたディズニーアニメ「ピーター・パン」は、幼い頃からその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の作品。アニメの全米公開から70周年を迎える2023年、実写映画「ピーター・パン&ウェンディ」として、名作が新たなストーリーでよみがえる。新鋭アレクサンダー・モロニーがピーター・パン、ミラ・ジョボビッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘であるエバー・アンダーソンがウェンディを演じ、本作で映画初主演。ピーター・パンの宿敵フック船長役にジュード・ロウ、ピーター・パンの親友ティンカー・ベル役にヤラ・シャヒディ、先住民の戦士タイガー・リリー役にアリッサ・ワパナタックを配した。
日本語吹き替え版でピーター・パンの声を担当するのは、「インクレディブル・ファミリー」のダッシュ役を務めた山崎。本作の印象を、「スリリングな冒険がよりリアルに感じられました。特にピーターとフック船長の戦いのシーンは迫力満点でした」と語る。ウェンディ役の東郷は、「ウェンディは、自分の芯をしっかりもった強い女の子です。喜怒哀楽を全身で表現し、間違っていると思うことは、相手に伝える。そんな自分をしっかりもった、正直なところがウェンディの魅力です」と、役どころを明かした。
ロウ演じるフック船長役には、数々の作品でロウの吹き替えを担当してきた森川。「スミーとの凸凹コンビやワニとのエピソード、もちろんピーターとの対決は見逃せないものです。ジュードが演じているのでただ単にヒールではすまないところも魅力的で、クール&ビューティでありながらユーモアのセンスやチャーミングなところも心憎いほど見せてくれてキャラクターの存在感を大きくしてくれています」と、長年吹き替えをしている森川ならではの視点で、キャラクターを解説する。
モリー・パーカー扮する、ウェンディの母メアリー役の坂本は、「見る人の年齢によって、立場によっても、いろいろな解釈、感動ができる作品だと改めて実感しました」と、物語の魅力をアピール。「お子様にはもちろん、ずいぶん昔にネバーランドに行ったきりご無沙汰している大人のみなさんにも、この機会にぜひ再び冒険へと旅立って欲しいと思います」と、メッセージを伝えた。22年に自身も母となった坂本がウェンディのために歌う子守唄にも注目だ。
声優陣の声をおさめた予告編では、ピーター・パンとウェンディたちが満面の笑みで、ロンドンの夜空を優雅に舞うファンタジックなシーンが、冒険の始まりを告げる。フック船長の「昔と同じだな」という言葉に、ピーター・パンが「年寄りはこれだからね」と皮肉混じりで言い返す場面からは、ただいがみ合っているだけではない、腐れ縁のような深い関係も感じられ、新たに描かれる過去にも期待が高まる。
一方、もうひとりの主人公であるウェンディが弟を守るために剣を手にとり、海賊たちに立ち向かう勇敢な姿も。「大人になりたくない」と、変わることへの葛藤を抱えながらも、冒険を通して自分なりの成長を遂げていくウェンディ。「大人になるっていうのは、何よりも大きな冒険なのかもしれない」という言葉で、映像は締めくくられている。
「ピーター・パン&ウェンディ」は、「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」「グリーン・ナイト」のデビッド・ロウリーが監督を務め、ディズニー作品「ピートと秘密の友達」でもタッグを組んだトビー・ハルブルックスと共同脚本を担当した。4月28日からディズニープラスで配信開始。日本語吹き替え版声優のコメント(全文)は、以下の通り。
出演が決まった時うれしかったです。吹替えもいいねって言ってもらえるようにがんばろうと意気込みました。ピーター・パンは大人になりたくないくせに、大人ぶったり背伸びしているところが矛盾してて面白い子です。クラスメートにいたとしたら、ルールや常識を無視して、迷惑だけど面白いやつという感じだと思います。
臨場感がすごい! スリリングな冒険がよりリアルに感じられました。特にピーターとフック船長の戦いのシーンは迫力満点でした。小さい子だけでなく、僕と同じ中高生世代も楽しめると思います。僕は大人になるってどういうことなのか考えました。
ディズニーの作品に携わることが私の目標の一つでした。小さい頃から、私に夢を与え続けてくれているディズニー。「ピーター・パン&ウェンディ」を見てくださった方にも、夢を届けることができたらいいなと思い、収録に臨みました。
ウェンディは、自分の芯をしっかりもった強い女の子です。喜怒哀楽を全身で表現し、間違っていると思うことは、相手に伝える。そんな自分をしっかりもった、正直なところがウェンディの魅力です。「成長する」「大人になる」ということについて深く考えさせられる、とても素敵な作品です。「ピーター・パン」という作品を小説やアニメーションで見たことがある人もない人も楽しめる作品だと思います。
今回ディズニーの名作「ピーター・パン」の実写映画の日本版キャストに選ばれて、とても光栄に思います。それもピーターの宿敵フックということで、大変うれしく思っております。フック船長のキャラクターは皆さんが期待しているところかと思います。スミーとの凸凹コンビやワニとのエピソード、もちろんピーターとの対決は見逃せないものです。ジュードが演じているのでただ単にヒールではすまないところも魅力的で、クール&ビューティでありながらユーモアのセンスやチャーミングなところも心憎いほど見せてくれてキャラクターの存在感を大きくしてくれています。子どもはもちろんのこと大人も、家族みんな楽しめる映画「ピーター・パン&ウェンディ」をぜひお楽しみください。あなたも一緒にネバーランドに来てください! 私は海賊船で待ってます!
「ピーター・パン」の物語には幼い頃から親しんできて、大好きな作品です。今回、このような形で物語の一部になれることに、とても興奮しましたし、嬉しい気持ちでいっぱいです。昨年出産をして母になったばかりということもあり、「ピーター・パン」のお話を今回はじめて親の視点で受け取り、新しい感動がありました。寄宿学校で始まる新しい生活に不安を感じているウェンディを励ます母もまた、はじめて子どもを送り出すという経験に直面して、心の中では心配や寂しさを抱えているのだとわかりました。でも子を信じ、笑顔で応援し、広い世界に羽ばたいてほしいと願っている。そんな思いを込めてウェンディに歌う子守唄の歌詞がとても素晴らしくて、心から感情移入して歌うことができました。
見る人の年齢によって、立場によっても、いろいろな解釈、感動ができる作品だと改めて実感しました。お子様にはもちろん、ずいぶん昔にネバーランドには行ったきりご無沙汰している大人のみなさんにも、この機会にぜひ再び冒険へと旅立って欲しいと思います。
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