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【来日会見】ブレンダン・フレイザー「ザ・ホエール」監督との“旅”で「人生が変わった」 オスカー授賞式でキー・ホイ・クァンと30年ぶり再会話も

2023年4月6日 13:01

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15年ぶりに来日したブレンダン・フレイザー
15年ぶりに来日したブレンダン・フレイザー

第95回アカデミー賞で主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いた「ザ・ホエール」に主演するブレンダン・フレイザーが来日し、都内で行われた記者会見に出席。「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」でのプロモーション以来15年ぶりの来日となったフレイザーは「日本に戻って来ることができて、本当に嬉しく思います。昨日少し時間があったので街を見て、しゃぶしゃぶをいただきました」と挨拶した。

最初はメガネ姿で登場
最初はメガネ姿で登場

本作は、「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンをとった人間ドラマ。劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症のチャーリー(フレイザー)が、娘との絆を取り戻そうとする姿を描く。272キロのチャーリーに扮したフレイザーのビジュアルは、毎日4時間の特殊メイクと、5人がかりで着脱しなければならないほど重いファットスーツで作り上げた。

改めてアカデミー賞主演男優賞受賞について聞かれたフレイザーは「いまだに自分が受賞したことに驚いている状態です。招待されるとも思っていなかったので、光栄でした。(主演男優賞の)候補の方全員が才能あふれる素晴らしい方ばかりだったので、皆さんとオスカー像を分かち合った気もしています」と語る。

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アロノフスキー監督については「どの役者も彼ほどの才能を持った監督と仕事がしたいと思っている。最初に会った時はクリエイティブな意味で少し脅威を感じました。キャストに要求するスタンダードが高いので、人間として、そして役者として知る限りのすべてをこのキャラクターに注ぎ込みました」と振り返る。さらに、「ここまで自分の脆さを表現してほしいと言われたことは、役者としてあまりなかった。監督と旅をすることができて、人生が変わったと言えると思います」と感謝を込める。

また、肥満症のチャーリーを演じるにあたり、リサーチの一部としてのOAC(The Obesity Action Coalition)という肥満症と戦う人々などを支援するグループと連携したといい、「彼らのミッションは、いまだに私たちの文化に残る肥満症の方へのバイアスを失くすことです。こういう作品を作ることはリスクがあるということも承知していましたが、それこそがアートだし映画。アートな映画を作るときは、クリエイティブなかたちでリスクをとるべきだと考えています。不安も感じますが、不安があるからこそ大きな成長が望めると思うし、今回もそうでした」と持論を述べる。

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過去作「ゴッド・アンド・モンスター」で共演したイアン・マッケランからの影響を聞かれた際には、当時かけられた「役者という仕事は、まるで初めて演技をするかのように、そして最後の演技であるかのように臨まなければいけない」というマッケランの言葉が助けになってきたと明かし、アカデミー賞授賞式の3週間ほど前にマッケランと会ったときのエピソードも披露した。

「イアンとは仲の良い友人でもあるのですが、本当に久しぶりに会いました。そのとき『ザ・ホエール』の話だけはなぜかしませんでした。でも、お別れをするときにイアンが僕の耳元で囁きました。『もうきみはオスカーを獲っている』と。なので、もし金色の小さな像が自分のもとに来なかったとしても、自分にはオスカーが来たんだと思っていました」

前回の来日時には、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーとともに来日していた。「才能にあふれていて、素敵な勇気のある持ち主。女性というカテゴリーにはめようとする業界で立ち上がり、立ち向かい、女性は甘んじるべきではないと宣言できる。それがミシェルです。僕自身、意味深い形で再会することができました」とにっこり。「『「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」』は僕も大好き」だといい、「30年ぶりに友達のキー・ホイ・クァンとも再会がかなって、思わず『僕らまだここにいるね』って言ってしまいました」と裏話を明かした。

ザ・ホエール」は4月7日から公開。

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