「X-ファイル」がリブート!「クリード」ライアン・クーグラー監督が開発
2023年4月4日 22:30
1990年代を代表する人気SFドラマ「X-ファイル」のクリエイターであるクリス・カーターが、「ブラックパンサー」「クリード」シリーズのライアン・クーグラー監督が同作のリブート企画を開発していることを明かした。米バラエティが報じた。
「X-ファイル」がカナダ・バンクーバーで撮影されて30周年を記念し、カナダのラジオ番組「オン・ザ・コースト・ウィズ・グロリア・マカレンコ」にカーターが出演。インタービューの中で、「私はちょうど、多様なキャストで『X-ファイル』をリブートしようとしているライアン・クーグラーという若者と話をしたところだ」と語った。
さらに「私たちは多くの領域をカバーしたので、彼は彼のために仕事を切り開くことができる」とコメント。「私たちは今、陰謀にどっぷり浸かっている。『X-ファイル』 は中枢の陰謀を扱っていたが、今の世界は陰謀に満ちあふれてれているので、(オリジナルとは)違う番組になると思う」と、時代の変化にあわせて作品も大幅に変わる可能性を示唆した。
1993年から2001年にかけて米FOXで放送された「X-ファイル」は、科学では解明できない不可解な事件の調査にあたるFBI特別捜査官のモルダー(デビッド・ドゥカブニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)が、超常現象や未解明の現象にまつわる事件を解決しながら陰謀と真実に挑む姿を描いたSFミステリー。2016年と18年に2シーズンが追加されたほか、映画版も制作された。
クーグラー監督によるリブート企画は開発の初期段階で、放送・配信のプラットフォームも未定。オリジナル番組を制作した米20thテレビジョンは、米バラエティの取材に対してノーコメントだったとのこと。
「X-ファイル」全11シーズンはディズニープラスで配信中。
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