ロバート・ダウニー・Jr.主演、ヒッチコックの「めまい」をリメイク
2023年3月25日 17:40

米パラマウント・ピクチャーズが、アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作のひとつとして名高い傑作心理サスペンススリラー「めまい(1958)」のリメイクを計画していることが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。

仏ミステリー作家ボワロー=ナルスジャック(ピエール・ボワロー&トーマス・ナルスジャック)の小説「死者の中から」を原作とする「めまい」は、ある事故がきっかけで高所恐怖症になってしまった元刑事のジョン・“スコティ”・ファーガソンが、旧友に妻マデリンの素行調査を依頼されて彼女を尾行するうち、マデリンの過去をめぐる複雑怪奇な事件に巻き込まれていく、というストーリー。主人公スコティが激しいめまいに襲われる感覚を表現するために、カメラをトラックバックしながらズームするという斬新な技法を、映画史上初めて用いたことでも有名だ。
Deadlineによれば、オリジナル版の権利元であるパラマウントは、ヒッチコック監督の遺産管理団体「ヒッチコック・エステート」と密かに交渉を重ねた末に、同作のリメイク権をようやく獲得したという。「スペンサー ダイアナの決意」「マリアンヌ」の脚本家スティーブン・ナイトが脚本を執筆。ロバート・ダウニー・Jr.が、ジェームズ・スチュワートが演じた主人公ジョン・“スコティ”・ファーガソン役で主演を務めるほか、妻スーザンとともに自身の制作会社チーム・ダウニーを通じてプロデュースにあたる。
監督やその他のキャスト、製作開始時期などの詳細については、現時点で明らかになっていない。
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