ハリウッド版「聖闘士星矢」吹き替え声優発表　磯部勉、潘めぐみ、浪川大輔ら

本作で描かれるのは、星矢のはじまりの物語。幼い頃に姉と生き別れになった青年・星矢（新田）は、姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていた。ある日、アルマン・キド（ショーン・ビーン）と名乗る男に出会い、女神アテナ（マディソン・アイズマン）の生まれ変わりであるシエナを守るという自らの運命を知ることになる。

ドラマ「ミッシング」から映画「オデッセイ」など、長年に渡ってショーン・ビーンの吹き替えを担当してきた磯部が、星矢の前に突然現れるアルマンの吹き替えを担当。「私は今、10日間の断食中です。それは、空腹との闘いですが、面白いことに不思議と自分とは何者なんだろうとか、普段感じたことのない哲学的な感覚に包まれます。この映画、そんな気にさせてくれる映画なんです」と自身の現在の状況と重ねたコメントを寄せた。

アルマンの元妻で、かつてはシエナを共に育ててきたヴァンダー・グラード（ファムケ・ヤンセン）は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズなどで知られる井上が担当。アテナの生まれ変わりで、自身でも制御出来ない強大なパワーを内に秘めるシエナを、アニメ「聖闘士星矢」（1986～89）で、アテナの化身である城戸沙織を演じた潘恵子を母に持ち、自身も声優とし「HUNTER×HUNTER」のゴン＝フリークス役などで知られる潘めぐみが務める。

グラードと行動を共にする男ネロ（ディエゴ・ティノコ）には、「HUNTER×HUNTER」のヒソカ＝モロウや、レオナルド・ディカプリオの吹き替えなどで知られる浪川大輔が担当。そのほか、銃撃、接近格闘、ドライビングテクニックに長けたアルマンの最強の執事、マイロック（マーク・ダカスコス）を咲野俊介、地下格闘場を仕切る最強のストリート・ファイター、カシオス（ニック・スタール）を小松史法、星矢を真の聖闘士へと導く白銀聖闘（シルバーセイント）マリンを瀬戸麻沙美が務める。

なお、星矢の声優は新田自身が務める。あわせて、東京・新宿バルト9のドルビーシネマにて4月11日にドルビーシネマでの吹き替え版最速上映が決定した。

「聖闘士星矢 The Beginning」は、4月28日に全国公開。磯部、井上、潘、浪川のコメント全文は、以下の通り。