「エブエブ」首位、「フェイブルマンズ」「なのに、千輝くんが甘すぎる。」がジャンプアップ【映画.comアクセスランキング】

第95回アカデミー賞ノミネート作品や春休み向け作品が続々と公開される中、3月3日に公開された「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が、前週の45位から首位にジャンプアップしました。作品は、カンフーとマルチバース（並行宇宙）の要素を掛け合わせた異色のアクションアドベンチャーです。生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うことになる姿を描いています。「グリーン・デスティニー」のミシェル・ヨー、「インディ・ジョーンズ　魔宮の伝説」のキー・ホイ・クァン、さらにジェイミー・リー・カーティスが共演。第95回アカデミー賞では作品、監督、脚本、主演女優ほか同年度最多の10部門11ノミネートを果たし、注目度が高まっています。

2位には「BLUE GIANT」が前週の5位からアップ。2月17日の公開から週を追うごとに順位を上げており、作品への高評価がSNSや口コミで広がりをみせているようです。仙台うみの杜水族館とのタイアップイベントが開催中のほか、東北北陸エリアを中心に、フリーマガジンで地域に根差した求人情報を掲載しているWorkinとのコラボキャンペーンも開催されています。

3日公開の「フェイブルマンズ」も前週の39位から3位にジャンプアップ。巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品です。ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノらが共演。第95回アカデミー賞で作品、監督、脚本、主演女優、助演男優ほか計7部門にノミネートされています。2月28日にスペシャルトーク付きイベント試写会が都内劇場で行われ、映画監督の山崎貴、「メイプル超合金」のカズレーザー、俳優の山崎紘菜が登壇。それぞれスピルバーグ監督作品の魅力などを語りました。

新作では他に、「なのに、千輝くんが甘すぎる。」が前週の70位から10位にジャンプアップ。講談社「月刊デザート」連載の亜南くじらによる人気コミックを実写映画化し、アイドルグループ「なにわ男子」の高橋恭平が映画初主演を務めた青春ラブストーリーです。公開前夜祭が2日に都内劇場で行われ、高橋をはじめ、ヒロイン役の畑芽育、共演の板垣李光人、莉子が登壇しました。