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広瀬すず「ワクワク」櫻井翔「すごい高揚感」 「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」完成度に自信

2023年3月6日 20:10

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完成した作品には「映像ならでは、映画だからこその表現にワクワクした」(櫻井翔)
完成した作品には「映像ならでは、映画だからこその表現にワクワクした」(櫻井翔)

広瀬すず櫻井翔が3月6日、都内で行われた主演作「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」のジャパンプレミアに出席した。横浜の探偵事務所ネメシスを舞台に、天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手の美神アンナ(広瀬)と、ポンコツだが人望に厚い自称“天才探偵”の風真尚希(櫻井)の活躍を描いたドラマシリーズの劇場版。広瀬は熱気あふれるファンの姿に「ワクワクしています」と声を弾ませ、櫻井は「すごい高揚感。いつか見たいと思っていた景色が見られてうれしい」と映画化の実現に、喜びをかみしめていた。

誘拐されたペットの犬を奪い返してほしいという高額報酬の依頼を引き受けたアンナと風真だったが、「窓」と名乗る正体不明の男の出現をきっかけに、大切な仲間たちが次々と生命の危機にさらされていく。「アンフェア」シリーズの原作者であるミステリーの名手・秦建日子が新たに脚本を担当している。

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広瀬は「(台本の)文章だけでは、うまく解釈できずにいた」と振り返り、「実際に映像になると、想像を超えるパワーで、力があるものになり『映画づくりをしているな~』と感じた」とチームワークが生み出す結果に圧倒された様子。自身もアクションシーンに挑んでおり、「かなり体力を使いました。ケータリングのラーメン2杯に、明太子ご飯もぺろりと食べられるくらい、(体力の)消費が大変で、やりがいしかないシーンだった」と手応えを示していた。

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そんな広瀬のコメントに対し、櫻井は「完全に同意ですね」とうなずき、「台本を読んだときは、これをどうやって映像で表現するんだろうと“はてな”だった」と明かした。完成した作品には「映像ならでは、映画だからこその表現にワクワクした」と興奮しきりで、「いろいろな場所で撮影したシーンが、ひとつにつながる瞬間は、見ていてゾワゾワしました」と出来ばえに自信。早朝から駅前を封鎖してのロケ撮影も「忘れられない」と振り返っていた。

完成披露イベントには、広瀬と櫻井をはじめ、探偵歴30年の大ベテラン栗田を演じた江口洋介、共演者でドラマから続投する勝地涼中村蒼富田望生加藤諒上田竜也奥平大兼南野陽子、ドラマシリーズの総監督も務め、映画版のメガホンをとった入江悠が駆けつけた。

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江口は「監督の腕ですね。頭の中にイメージがあるんでしょうね。見たことない映画が完成した」と入江監督を絶賛したが、当の入江監督は「トイレの個室にいたら、外から江口さんと勝地さんの『難しいね~』という声が聞こえて、これは絶対に成功させるぞと思った」とまさかの暴露。江口は慌てた表情を見せ、勝地は「いや、悪口じゃないんです。僕らが悩んでいたんです」と説明していた。

映画ネメシス 黄金螺旋の謎」は、3月31日から全国で公開。映画版キャストとして、佐藤浩市が正体不明の男「窓」を演じる。

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