細田佳央太、板垣瑞生らがヤンキーに! 品川ヒロシ監督作「ドロップ」WOWOWで連続ドラマ化決定&特報披露
2023年2月24日 12:00
品川ヒロシが自身の青春時代をベースに綴り、2009年に自ら監督と脚本を手掛けて映画化した小説「ドロップ」がWOWOWで連続ドラマ化されることがわかった。あわせて主人公・信濃川ヒロシ役を細田佳央太が演じ、板垣瑞生、森永悠希、林カラス、大友一生がメインキャラクターを務めることが発表され、特報(https://youtu.be/JgB5hVGUnGs)が披露された。
成宮寛貴と水嶋ヒロが主演した映画版は、興行収入20億円の大ヒットを記録。同時期に連載が開始された漫画版は現在累計発行部数が900万部を超えるなど、伝説のヤンキー作品として長年多くのファンに愛され続けている。
今作でも品川が監督と脚本を担当し、映画版公開から14年の時を経て初のドラマ化に挑む。
細田が演じるのは、品川の自伝的キャラクターでもある信濃川ヒロシ役。名門私立中に通っていたが、不良漫画に強く憧れ、本物の不良になるべく公立の狛江北中に転校する役どころだ。原作同様に髪を赤く染め、自身初のヤンキーアクションに挑戦する。
狛江北中の不良グループのメンバーも発表され、板垣が凶暴な性格で一度キレたら手がつけられなくなる狛江北中の圧倒的ナンバーワン・井口達也役に扮する。そのほか、森永が喧嘩は苦手だが盗みの天才の通称・ルパン(安城豊)役、林が冷静でグループ内で頭脳的なポジションを担う森木隆役、大友がお調子者の通称・ワン公(山崎秀樹)役を担う。
ヤンキー漫画に憧れて「不良」になることを決めた信濃川ヒロシ(細田)は、私立から公立の狛江北中へと転校。そこで待ち受けていたのは、想像以上にハードな不良生活だった。転校初日に不良グループのリーダー・井口達也(板垣)から呼び出され、早速喧嘩をすることになるも、達也に叩きのめされ刑事の荒巻にも捕まってしまう。そんなヒロシだったが、達也やルパン(森永)、森木(林)、ワン公(大友)から喧嘩を通じて仲間の一員として認められ、ヒロシは得意の口喧嘩とハッタリを武器に不良たちと喧嘩の日々を送っていく。
映像では、細田扮する赤髪のヒロシと板垣演じる達也のケンカをはじめ、狛江西中の不良グループの襲来、調布騎兵隊の登場、さらには最強のヒットマンから元ヤクザまで、ヒロシのハードな不良生活が描かれる。
品川は脚本を執筆するにあたり、新たにオリジナルストーリーとキャラクターを追加しており、後日発表される豪華共演陣にも注目が集まる。連続ドラマW-30「ドロップ」(全10話)は、WOWOWにて初夏放送・配信スタート。キャストと品川監督のコメント全文は以下の通り。
初めてのヤンキー。初めてのアクション。全てが未体験のまま作品に入りましたが、監督をはじめとするスタッフの皆様に助けていただき、最後までやり通すことができました。
本読みの段階では監督から主に台詞のテンポを丁寧に教えて頂き、ツッコミの仕方も監督から直々に教えて頂きました。そういったことの積み重ねからか、最後の方は周りのスタッフさんからも「監督に似てる!」と言って貰えたりもしました。
素敵なキャスト・スタッフの皆様と一致団結し、新たな「ドロップ」になったのではないかと思います。
井口達也役の板垣瑞生です。このお話が決まったと聞いた時、挑戦したかった井口役をやらせていただけることがとても嬉しかったです!
この作品の映画、漫画が昔から大好きでいつか機会があれば携わりたいと思っておりました。そのため今回、このような機会をいただけた事が嬉しいです!
品川監督とお会いしてからドロップの世界にドロップアウトしたような感覚があり、現場で起こった様々な出来事を監督が作品の笑いに変えてくれたり、現場が毎日楽しく非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。
最高の共演者とスタッフの方々と監督で作りました! 素敵な作品になっておりますので是非ご覧ください!!!!!
ルパンこと、安城豊役を演じさせていただきました。森永悠希です。
2009年に映画が公開されたこの作品にこうして関われたことが、嬉しかったです。
ルパンは今回パルクールで逃げ回っています。初挑戦かつ、基礎運動能力も低めな僕からしてみれば、大挑戦でしたが、できうる限り頑張らせていただきました(笑)。
同年代のキャストも多く、熱量のある現場で仕事ができて幸せでした。
劇場版とはまたひと味違った「ドロップ」をご覧いただけると思います! お楽しみに!
中学生の頃に読んでいた「ドロップ」の"森木隆"をまさか演じる事が出来る日が来るとは思っていなかったので、感慨深かったです。
撮影現場では、原作からも漂う圧倒的なヤンキーたちの熱量が溢れ出ていて、スタッフの方々と話し合って細かいディテールを作り上げていけたのは幸せでした。
品川ヒロシ監督のユーモアと皮肉に満ちたセンスと、一切妥協しなかったアクションシーンは見所です。
皆さんから愛される作品になる事を願っています。
ワン公、山崎秀樹役の大友一生です。
昔から密かにヤンキー作品には憧れを抱いていましたが、ヤンキーとは真逆のタイプの僕にとって、この役を演じる全てが新しい挑戦でとても新鮮でした。
共演者の皆さんとドロップの世界に飛び込み感じる全てがドキドキワクワクの連続。見どころはズバリアクションです! 入念にアクションを作っていったのでとにかく見応えあります。
原作や映画ファンの方にも観て頂きたい“新しいドロップ”になってます! よろしくお願いします。ヒョー!!!
僕にとって映画のドロップは、長編映画デビュー作で、ドロップから監督の魅力にハマり、ドロップのヒットのおかげで今も監督が出来ている。そんな思い入れのある作品を今度はドラマとして、撮れるというのはめちゃくちゃ嬉しいです。
普通、ドラマを脚本監督する場合は、数人の監督で撮影編集をしていきます。それに対してWOWOWは、最終回まで全て脚本監督をさせていただけるので、やりがいがあります。
細田くんは礼儀正しくて、真面目で、好青年。芝居も丁寧で細かくて、どんな長台詞も、どんな難しいシーンも一発で決めてくれる。
板垣くんはやんちゃで愛される男。可愛い反面、どこかギラついていて達也のイメージにピッタリ。森永くんは、まだ若いのに冷静でいつも落ち着いている。理解力が高く、アドリブも多い。
林くんはクールな役で端正な顔立ちなんだけど、なぜかみんなにいじられる。森木のクールさが、どこかトボけて見えるのは林くんのおかげ。
大友くんはなんかおかしいと言うか、変わってると言うか、奇妙な雰囲気が、ワン公という奇妙なキ ャラクターにマッチして面白かった。
映画版のドロップのヒロシ、達也、ルパン、森木、ワン公には思い入れがあって、とても愛していましたが、新しい5人が新しいキャラクターに仕上げてくれました。
映画ドロップを好きだと言う方も、観たことがない方も楽しめる作品になっています。ぜひご覧ください。
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