「炎のランナー」ヒュー・ハドソン監督死去、86歳
2023年2月13日 19:00

オスカー受賞の名作「炎のランナー」で知られる映画監督のヒュー・ハドソン氏が2月10日(現地時間)、英国ロンドンの病院で死去した。86歳だった。バラエティなどの英米メディアが一斉に報じている。
イギリス出身。名門イートン校を卒業後、英王立機甲部隊での兵役を経て、ドキュメンタリー映画の編集および監督としてキャリアをスタートさせる。1978年、アラン・パーカー監督の「ミッドナイト・エクスプレス」で第二班監督を務めたのち、「炎のランナー」(81)で長編映画監督デビュー。1924年のパリ五輪を舞台に、ライバル選手である2人のイギリス人青年が、信仰や人種を超えて友情を育んでいくさまを実話に基づき描いた同作は、第54回アカデミー賞で作品賞を含む4部門を受賞。バンゲリス(「ブレードランナー」)が印象的なスコアで作曲賞に輝いたほか、ハドソン氏も劇映画初監督にして監督賞にノミネートされた。
その他の監督作に、エドガー・ライス・バローズ著「類人猿ターザン」を忠実かつ壮大なスケールで映画化した「グレイストーク ターザンの伝説」(83)、アメリカ合衆国独立戦争を背景に、アル・パチーノ主演で父子の愛を描いた「レボリューション めぐり逢い」(85)、最後の長編監督作となった「永遠のアフリカ」(2000)などがある。
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