天才開発者はなぜ警察に潰されたのか… 東出昌大×三浦貴大「Winny」予告公開
2023年2月1日 07:00
2002年、開発者の金子勇(東出)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発し、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていくが、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出。次第に社会問題へ発展していく。
予告映像は、「Winny」開発者である金子が自宅で突如逮捕、勾留されるシーンから始まる。容疑は著作権法違反幇助の疑い。しかし、刺殺事件が起こったとして「このナイフを作った人を罪に問えるか?っつう話や」と弁護士の壇(三浦)が語るように、それはあまりにも理不尽な出来事だった。
その後映し出されるのは、金子に対してあまりにも横暴な警察による文書偽造強制や、検察官からの不当な取り調べ。それと同時に、事件に対するマスコミの偏見報道も加熱していく。
本作は、2018年に起業家・古橋智史氏が企画し、「ホリエモン万博」の「CAMPFIRE映画祭」にてグランプリに輝いた作品。「Noise ノイズ」「ぜんぶ、ボクのせい」の松本優作が監督を務める。
「Winny」は、3月10日から全国公開。
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