落ちぶれた元ポルノスターが夢見る、大迷惑なサクセスストーリー 「フロリダ・プロジェクト」監督作、4月21日公開
2023年1月31日 14:00

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のショーン・ベイカー監督作「Red Rocket(原題)」が、「レッド・ロケット」の邦題で、4月21日から公開されることが決定。第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で披露され、A24が北米配給した同作は、落ちぶれた元ポルノスターが再起を夢見る、“大迷惑なサクセスストーリー”だ。
物語の主人公は、「ポルノ界のアカデミー賞を5回逃した」ポルノ俳優だったが、いまは落ちぶれて、無一文で故郷テキサスへ舞い戻ったマイキー。別居中の妻の家に転がり込むことに成功したが、17年のブランクが原因で、仕事はない。昔の伝手でマリファナを売りながら糊口を凌いでいたある日、ドーナツ店で働く少女と出会い、再起を目指す。
「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」など、アメリカ社会の“声なき声”を掬い上げ、丁寧に描くことに定評のあるベイカー監督が、ご都合主義で口先だけの男・マイキーを主役に、社会の片隅で生きる人々の物語を紡ぐ。主演は、過去のポルノ出演映像が流出したことで、一時は表舞台から姿を消していたこともあるなど、マイキー役とリンクするかのようなスキャンダラスな経歴を持つサイモン・レックス。「WAVES ウェイブス」のドリュー・ダニエルズが撮影監督を務め、16ミリフィルムのエモーショナルな映像で、テキサスの工業地帯を美しく切り取っている。

本作には、さまざまな著名人から絶賛評が寄せられている。ジャド・アパトー監督(「40歳の童貞男」)は「陽気で、最低で、魅力的!」、ジョシュとベニーのサフディ兄弟(「アンカット・ダイヤモンド」)は「今年最もエキサイティングな映画」、米メディアサイト「Mashable」は「最高に楽しくて、野蛮なほどスマート。まぶしいほど風刺的で、最後には心をつかまれる」と、賛辞をおくった。
「レッド・ロケット」は、4月21日から東京のヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国で順次公開。R18+指定。
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