34分後に爆発するトイレで目覚めた男の運命は… “バキュームスリラー”「ホーリー・トイレット」3月3日公開&特報完成
2023年1月25日 11:00

34分後に爆発するトイレで目覚めた男の運命を描く“バキュームスリラー”「Holy Shit!(原題)」が、「ホーリー・トイレット」の邦題で、3月3日に公開されることが決定。あわせて、特報とポスターもお披露目された。
頭部を負傷して意識を失った建築家フランク(トーマス・ニーハウス)は、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレのなかで目を覚ます。記憶の一部を失い、この異常な状況が理解できない彼は、トイレの周りに大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆破が行われることを知る。生き延びるには、誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならない。しかし、右腕に鉄筋が突き刺さって動けないうえに、友人である市長ホルスト(ギデオン・ブルクハルト)の邪悪な思惑が明らかになり、時間だけが空しく過ぎていく。
世界中のファンタスティック映画祭で注目を集めた本作の最大の特徴は、トイレ内で全編が進行する斬新な設定。見る者は、孤立無援のフランクが味わう底なしの恐怖と焦燥感、さらに鉄筋が刺さった腕の激痛を、生々しい臨場感とともに疑似体験できる。スマートフォン、アタッシュケース、折りたたみ式定規などの小道具を駆使したサバイバル描写に加え、視界が限られ、のぞくことしかできない外部の状況の変化もスリルを増幅させる。
見どころは、新人監督ルーカス・リンカーによる予測不能のストーリー、変幻自在のサプライズ演出、ダイナミックなカメラワークと編集テクニック。リンカー監督は観客を楽しませることに徹し、過剰なブラックユーモア、スプラッター表現、エロ描写を炸裂させた。
特報の冒頭では、トイレで目覚めたフランクが、鉄筋に貫かれている右腕を見て絶叫。爆破を知り、血まみれになりながらも、必死にトイレからの脱出を試みるさまが、猛スピードで切り取られている。ポスターには、腕時計、トイレの蓋、イヤフォンなどとともに、トイレのなかへと落ちていくフランクが、コミック調のイラストで描かれている。「目覚めたらトイレ。爆発まで34分。生き残れるのか!?」というキャッチコピーから、絶体絶命の状況が伝わってくる。
「ホーリー・トイレット」は、3月3日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
(C)2021 NEOPOL FILM, KELLNER & ZAPF GBR (C)Daniel_Dornhoefer
関連ニュース

「日本の怪獣映画を愛してる!」ポケモンキャラから着想も 巨大殺人カブトガニ描く「キラーカブトガニ」監督インタビュー
2023年1月14日 10:00




映画.com注目特集をチェック

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】ぜひ堪能してほしい特別すぎる体験だった【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー