藤ヶ谷太輔、主演作撮影が過酷すぎて“ハイ”に? 前田敦子らが心配「小鹿のようにげっそり…」
2023年1月14日 13:45

「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が1月14日、都内で行われた映画「そして僕は途方に暮れる」の公開記念舞台挨拶に出席。舞台版に続き主演を務めた藤ヶ谷は「多くの方の記憶と心に残る映画になっていると思いますので、長く愛してください」と呼び掛けた。

2018年春にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」に続き、作・演出の三浦大輔と藤ヶ谷が再タッグを組んだ映画版。自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷)が、あらゆる人間関係を絶ち切り、人生から“逃げまくる”滑稽で哀愁にじむ姿を通して、誰もが抱える逃避願望をあぶり出す。1月13日から公開を迎え、この日は藤ヶ谷のほか、前田敦子、中尾明慶、香里奈、毎熊克哉、野村周平、三浦監督が登壇した。
三浦監督は何度もテイクを重ねることで知られており、本作のイベントなどでキャストたちは撮影が過酷だったと話してきた。初めて三浦組に参加した毎熊は、藤ケ谷との撮影を振り返り「自分も逃げ出したいくらいつらかった。撮影の序盤だったと思いますが、藤ケ谷さんの追い込まれ方がすごすぎて、ちょっと心配になった。この人ここから先、生きていけるのかなって思ったのですが、今日会ったら復活していたので安心しました」と告白。

前田も「記憶に残っていないくらい撮影が大変だった」と苦笑しつつ、「最初に藤ケ谷さんの相手役をやって、しばらくしてから北海道でまたお会いしたときに、小鹿のようにげっそりされていて驚きました。でも、とても楽しそうだったので、ハイになっていたのかなって、終始心配でした」と打ち明けると、藤ケ谷はハイ状態だったことを認めつつ、「あのシーンに向けて痩せたというより、三浦組に一生懸命取り組むと勝手に痩せていきますね」と裏側を明かす。

また、鑑賞者からは続編を望む声があることが紹介されると、三浦監督は「ヒットしていつか続編ができたら嬉しい。でも、藤ヶ谷君はホノルルだったら(続編を)やるって頑なで……」、藤ヶ谷は「国内だったら僕はやらないです」と国内の撮影を“拒否”。野村が「監督を変えて、是枝(裕和)さんでやりたいですね」と冗談めかすと、藤ヶ谷も「是枝さんだったら僕も参加したい」とのっかり、三浦監督らを笑わせていた。
“監督交代”など三浦監督をいじっていた藤ヶ谷だが、最後には「僕たちの新しい表情を引き出してくれた三浦監督に感謝を伝えたい。ありがとうございました」と頭を下げて感謝を伝えていた。
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