木村拓哉&綾瀬はるか、レッドカーペットで“にらみ合い” 「レジェンド&バタフライ」ジャパンプレミア
2023年1月12日 19:30

木村拓哉が1月12日、都内で行われた主演作「レジェンド&バタフライ」ジャパンプレミアに出席した。本作で織田信長を演じた木村は、政略結婚で結ばれた濃姫(別名:帰蝶)役の綾瀬はるかとレッドカーペット上で“にらみ合い”を披露。劇中さながらの緊張感あふれる関係性を再現し、ファンを沸かせた。
挨拶に立った木村は「この日が来るのを、本当にずっと待っていた。個人的にも思い入れの強い作品になりました」と力強く宣言し、「時代劇ではありますが、今を生きる皆さんにも共通する、普遍的なものが描かれている。頭から最後のその瞬間まで、深くじっくり味わっていただきたい」とアピール。「今日は作品が僕らの手元を離れ、皆さんに引き渡す日。まるで(作品を)見送る気分ですが、皆さんに愛していただければ、すごくうれしい」と率直な思いも明かした。

そんな木村の言葉に、綾瀬も「どんな人も一人では生きていけない。濃姫という強い女性がいたからこそ、信長が信長として存在していたし、濃姫も支えられていた。普遍的な愛が、人を強くし、想像もできないパワーを発揮する」と大いにうなずき、史実に痕跡の少ない役どころについては「男勝りで武道、芸事、茶道と何事にも長けていた聡明な女性。織田信長様に負けない強いパワーで立ち向かわなければという思いだった」と話していた。
綾瀬の発言に、今度は木村が「濃姫という存在を構築する上で、そのベースになっていたのが、綾瀬はるかさん」と振り返り、「濃姫を具現化し、現場にいてくれたので、僕らもスタッフも想像しやすく(演技が)組み立てやすかった」と全幅の信頼を寄せていた。

ジャパンプレミアには木村と綾瀬をはじめ、共演する宮沢氷魚(明智光秀)、市川染五郎(森蘭丸)、音尾琢真(木下藤吉郎・羽柴秀吉)、伊藤英明(福富平太郎貞家)、中谷美紀(各務野)、大友啓史監督が出席した。
本作、そして木村への思いがあふれた伊藤は「話が止まらない。すみません、せっかくの舞台挨拶なのに」と恐縮しきりで、「端的に言えば、すばらしい映画で、木村さんはNo.1の信長」と断言。中谷は「普段はユーモアあふれる木村さんから、殺気立ったアドレナリンが放出されていて、怖くて誰も近寄れなかった。信長が降霊していた」と最敬礼で、「我らが殿と、愛する姫の切ないラブストーリーをお楽しみくださいませ」とアピールしていた。
東映70周年を記念し、総製作費20億円を投じる時代劇超大作。“魔王”と呼ばれた信長と、蝶のように自由を求めた濃姫の生涯を、新たな視点で描き出す。「コンフィデンスマンJP」シリーズで知られ、放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」も担当する古沢良太が脚本を手がけた。
「レジェンド&バタフライ」は、1月27日から全国公開。
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