「フラッシュ・ゴードン 4K」23年3月31日公開 マイク・ホッジス監督「色彩を完璧に捉えている」
2022年12月23日 13:00

今なお熱狂的な支持を集めるSFアクション「フラッシュ・ゴードン」の4K版が、2023年3月31日から公開されることが決定した。
「フラッシュ・ゴードン」は、1934年に新聞の連載漫画としてスタートし、その後、ラジオドラマやテレビドラマ、映画などに展開。サム・ジョーンズが主演を務めた映画版は、クイーンが音楽を担当したことも含め、カルト的人気を誇ることで知られており、「誰もが楽しめるギルティ・プレジャー」(エンパイア・マガジン)、「エネルギーと愛にあふれている」(シカゴ・サンタイムズ)と称賛されている。
原因不明のエネルギー光線によって、月が軌道から引き離され、地球に向かって急降下をし始めた。衝撃的な自然災害のなか、孤高の科学者ザーコフは、この大災害が地球外生命体に由来すると確信し、すべての生命が破壊されるまであと10日しかないと予言する。ひとりでは邪悪な攻撃を止めることができないと悟った彼は、アメフト界のヒーロー、フラッシュ・ゴードンと、ニューヨークの旅行代理店で働くデールに銃を突きつけ、間に合わせのロケット船に乗せる。彼らの目的地は謎の惑星モンゴ。しかしそこは、無慈悲な皇帝ミンによる支配下にあった。
プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスに指名されてメガホンをとったのは、英国出身のマイク・ホッジス監督。惜しくも2022年12月17日に亡くなってしまったが、4K化について「このレストアバージョンはセット、空、衣装の鮮やかな色彩を完璧に捉えています。また、私たちの使用した特殊効果システムで発生した問題の一部も修正されています」と語っていた。
「フラッシュ・ゴードン 4K」は、23年3月31日からヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか公開。
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