「シャイロックの子供たち」阿部サダヲ×上戸彩×玉森裕太をとらえた場面写真初披露! 特別映像も
2022年12月21日 10:00
阿部サダヲの主演で、池井戸潤氏のベストセラー小説を映画化する「シャイロックの子供たち」の場面写真が初披露され、キャスト陣が作品の魅力を語る特別メイキング映像(https://youtu.be/riI93t-qd0E)も公開された。
原作は、累計発行部数60万部を突破した同名小説(文春文庫刊)。池井戸氏が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言している。WOWOWでは、井ノ原快彦主演でドラマ化。映画版は小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーとなっており、製作陣には本木克英監督をはじめ、「空飛ぶタイヤ」のメインスタッフが再集結した。
阿部が演じるのは、東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博。西木は同じ支店で働く北川愛理、田端洋司とともに、銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探るうちに、メガバンクを揺るがすとてつもない事実に辿り着く。北川役で上戸彩、田端役で玉森裕太が共演するほか、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介が顔を揃える。
主人公の西木は、舞台となる東京第一銀行の小さな支店のベテランお客様係。穏やかな人柄で課内を明るく盛り上げようと砕けた態度を見せることもある一方、部下たちが感じる些細な違和感にもしっかりと気付くなど洞察力が鋭い一面も持つキャラクターだ。先日解禁された予告編では「やられたら倍返し!」と発言するシーンが話題となった。
北川は同じく支店に籍を置く西木の部下。西木に「俺が知る限り、最も堅実な行員です」と言わしめる、真面目で誠実な女性行員だ。締切を過ぎたものや記入に不備がある入金伝票はしっかりと突き返すなど正義感も強いが、支店で起きた現金紛失事件では犯行を疑われてしまう…。
田端は、営業として投資信託などを担当している行員。パワハラが横行する現在の職場に少々不満を抱えながらも、一生懸命支店のために働いていた。現金紛失事件に関与する人物として故意・過失を問わず疑われることになった田端は、この事件をきっかけにメガバンクの闇に蔓延る真相を突き止めていく。
場面写真は、そんな西木(阿部)、北川(上戸)、田端(玉森)をとらえたもの。それぞれが仕事に向き合う姿が切り取られており、銀行内でのシーンに加え、3人でパソコンを見て大きく驚く様子と、携帯電話と小さなハガキを手に何かを調べ、真相に迫る3人の姿が写し出されている。
特別メイキング映像は、阿部、上戸、玉森に加え、柳葉、杉本、佐藤、柄本、橋爪、佐々木ら豪華キャストのコメントとともに編集されたもの。12月23日より、松竹系映画館の幕間で上映される。
「シャイロックの子供たち」は、23年2月17日に全国公開。