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柳楽優弥「自信があります」 “世界基準”「ガンニバル」を漢字一文字で表現すると?

2022年12月21日 20:31

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「俳優として喰われてしまう。そんな怖さが常にあった」と語った柳楽優弥(左)
「俳優として喰われてしまう。そんな怖さが常にあった」と語った柳楽優弥(左)

ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」の日本発オリジナルドラマ「ガンニバル」の世界同時配信記念スペシャルイベントが12月21日、都内で行われ、主演の柳楽優弥、共演する笠松将吉岡里帆高杉真宙、子役の志水心音が出席。メガホンをとった片山慎三監督もリモートで参加し、“世界基準”の作品の魅力をアピールした。

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2018年に連載が開始され、累計発行部数210万部を超える二宮正明氏による同名サスペンスコミックを、大江崇允(「ドライブ・マイ・カー」)の脚本で実写ドラマ化。都会から遠く離れた山間にある「供花村」を舞台に、ある事件をきっかけに供花村の駐在として左遷された阿川大悟(柳楽)が、老婆の奇妙な死を境に、「人が喰われているらしい」と噂される村の異常性に飲みこまれていく。

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柳楽は「今年1年、この作品に向き合いながら、集中してやり切った」と達成感を示し、「ディズニープラスということで、世界基準って何なんだろうと、現場が自問自答して、つくりあげた作品。海外の皆さんの感想も想像できない分、楽しみ。なんか……、自信があります」と手応えも充分。「片山組が一丸となり、国際的な視点を持ちながら、映画のクオリティでドラマを完成させた。チャレンジな瞬間が多く、クリエイティブにあふれた良い現場でした」と振り返った。

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また、本作を“喰”の漢字一文字で表現し、「豪華なメンバーがいるから、自分もしっかりいい演技ができないと、俳優として喰われてしまう。そんな怖さが常にあり、大悟の置かれた状況にも重なるものがあった」と共演者の存在がモチベーションになったと明かしていた。

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次回作の準備のため、台湾に滞在中の片山監督は「原作を読み始めて、主人公は誰がいいかなと。最初に頭に浮かんだのが、柳楽優弥さんだった」と回想し、「実際に柳楽さんに演じていただいたことで、大悟というキャラクターの輪郭と方向性が定まった」と感謝の意。このコメントに、柳楽は「うれしいですね。片山監督の作品、大好きですし、監督もこの作品、大好物なテーマですよね(笑)。その世界観に入ることができて最高でした」と喜びを爆発させていた。

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「ガンニバル」は12月28日から、ディズニープラスで配信開始(初回のみ、2話配信)。笠松は供花村を支配する後藤家の次期当主・恵介、吉岡は大悟の妻・有希、志水はある事件をきっかけにしゃべることも、笑うこともできなくなった娘・ましろ、高杉は供花村の何者かに顔を喰われたと告白する青年・寺山京介をそれぞれ演じている。

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