250万部を売り上げた700ページ超の人気小説、ジェームズ・ノートン主演で舞台化
2022年12月1日 19:00
米作家ハニヤ・ヤナギハラのベストセラー小説「A Little Life(原題)」が、英ウエストエンドで舞台化されることがわかった。米Deadlineによれば、ジェームズ・ノートン(「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」)が主演し、ルーク・トンプソン(「ブリジャートン家」)、オマーリ・ダグラス(「IT'S A SIN 哀しみの天使たち」)、ザック・ワイアットが共演する。
2015年のブッカー賞最終候補となった原作は、大学時代の友人たち4人がニューヨークでそれぞれ夢を叶えようとする物語。俳優志望のウィレム(トンプソン)、成功した建築家のマルコム(ワイアット)、売れないアーティストのJB(ダグラス)、優秀な弁護士のジュード(ノートン)は、友情に亀裂が入りそうになるたびにそれを乗り越えてきたが、やがて深刻なトラウマを抱えるジュードのあまりにも壮絶な過去が明らかになっていく。
小説は700ページを超える長編だが、高評価が読者を呼び込み250万部を売り上げた。ベルギー出身の世界的演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェによる舞台「A Little Life(原題)」は、ハロルド・ピンター劇場で2023年3月25日から12週にわたって上演される。