「くまのプーさん」に続き「バンビ」がホラー映画に 原作の著作権消滅で公有財産に
2022年11月30日 12:00

愛すべき「くまのプーさん」をホラー映画に仕立てた「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」の予告編を公開し、世界中のファンに衝撃を与えた英ジャグド・エッジ・プロダクションが、今度は「バンビ」をホラー映画化することが明らかになった。米Colliderが報じている。
A・A・ミルンによる原作の著作権が2022年1月をもって消滅し、公有財産になったことで実現した「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」では、クリストファー・ロビンに森に置き去りにされ、自ら食料を調達しなければならなくなったプーさんとピグレットが、残忍な人間狩りを始めるさまが描かれている。同様に、オーストリアの作家フェリックス・ザルテンが1923年に発表した原作小説の著作権がまもなく切れることに着目したジャグド・エッジは、第2弾として「バンビ」に白羽の矢を立てたようだ。
「Bambi: The Reckoning(仮題)」と題された同作では、「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」のリース・フレイク=ウォーターフィールド監督製作総指揮のもと、「ザ・ガーディアン」「ジュラシック・ウッズ」のスコット・ジェフリー監督がメガホンをとる。
誰もが知る1942年の傑作ディズニーアニメ「バンビ」では、森の大王グレート・スタッグの子どもとして生れた子鹿のバンビが、母との別れをはじめとする数々の困難の中で、仲間とともに逞しく成長していく姿が描かれたが、米ホラー映画専門サイトDread Centralのインタビューに応じたジェフリー監督は、「世界中で愛される古典的物語に、とことんダークなひねりを加えた全く新しい作品だ。森に潜み獲物を狙う、凶悪な殺人マシンに豹変したバンビを、楽しみにしていて欲しい」と語っている。
なお、「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」と同じく、公有財産となったのはあくまで原作小説のみで、アニメ映画版については現在もディズニーが権利を保有しているため、ジェフリー監督にはキャラクターデザインを含めた一切の要素を使用できないという制限が課せられている。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー