ブラピ×M・ロビー×D・チャゼル! “映画へのラブレター”「バビロン」新予告完成、23年2月10日公開
2022年11月29日 18:00
ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーが共演し、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが監督を務めた「バビロン」の新予告がお披露目。映画愛にあふれ、きらびやかで強烈なインパクトを残すカットが連続している。なお公開日は、2023年2月10日に決定した。
ハリウッドで夢を叶えようとする男女の甘く切ない恋をミュージカルの形で描き、第89回アカデミー賞の6部門で受賞した「ラ・ラ・ランド」。同作で、史上最年少の32歳でアカデミー監督賞を獲得したチャゼル監督が、新作「バビロン」で、再びハリウッドを舞台にした物語を紡ぐ。ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代のハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、富、名声、野心に彩られた映画業界に飛び込んだ男女の運命を描く。
ピットとロビーのほか、トビー・マグワイア(「スパイダーマン」シリーズ)、サマラ・ウィービング(「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」)、オリビア・ワイルド(「ゴーストバスターズ アフターライフ」)、キャサリン・ウォーターストン(「ファンタスティック・ビースト」シリーズ)が共演。新鋭ディエゴ・カルバ(「ナルコス メキシコ編」)、ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のベーシストのフリーも名を連ねた。音楽を担当するのは、「ラ・ラ・ランド」で第89回アカデミー作曲賞と歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツ。ジャズエイジと呼ばれたジャズ全盛期の音楽をいかに作曲するか、期待が寄せられている。
予告編では、「ハリウッドで成功するには上品さが大切……」と語る、サイレント映画での活躍で業界を牽引してきた大物ジャック(ピット)を尻目に、両手で花火を掲げながら「朝までパーティよ!」と弾ける新鋭女優ネリー(ロビー)が切り取られ、ふたりの対照的なテンションが笑いを誘う。ネリーと、夢を追うマニー(カルバ)は意気投合し、まばゆいばかりの映画の世界でジャックと出会い、やがて運命が動き出していく。
めざましい発展を遂げる映画業界の最高峰ハリウッドでの成功を掴もうと、ギラギラしたどん欲さを隠すことなく、体当たりで夢に挑んでいく強者たち。なりふりかまわずトップを目指す潔さと、クラシックな衣装を見事に着こなす美しさを兼ね備え、特別な才能と輝きを放ち始めるネリーは、ジャックやマニーに加え、パフォーマーから、威厳たっぷりの有力者までをも魅了。歴史を変える新スターへと駆け上がる姿が映し出される。ゴージャスでクレイジーな魅惑の世界で、人間の欲望と思惑がうずまくなか、トーキー映画の革命の波が押し寄せ、彼らの夢をつかむ覚悟が試される。3人の夢が迎える結末が気になる映像に仕上がった。
本作を一足早く鑑賞した、ハリウッドの目の肥えたジャーナリストや観客からは、SNSを中心に「すごい映画でした! 映画へのラブレターですね。デイミアン・チャゼルの最高傑作!」「大スクリーンでこんな度肝を抜くような映画にはそうそうお目にかかれないが、デイミアン・チャゼルの『バビロン』はそんな映画だった。大胆で、ユニークで、強烈で、最強に深い映画だ」「監督のデイミアン・チャゼルは彼の代名詞である音楽性と動きを作品全体に盛り込んだ。ジャスティン・ハーウィッツの音楽は音の洪水のようだった。」「息を呑むようなカットがたくさん、勢いのある映画で心が高鳴ります。」「贅沢かつ退廃的で、全部ひっくるめて楽しく、素晴らしかった。マーゴット・ロビーはこれまでで1番の最高の演技を見せている!」と絶賛が飛び交い、賞レースの目玉として、注目を浴びている。
「バビロン」は、23年2月10日に公開。