ディズニー&ピクサー新作「マイ・エレメント」23年夏公開 火・水・土・風の元素たちが暮らす世界を描く
2022年11月22日 05:00

ディズニー&ピクサーの最新作「マイ・エレメント」が、2023年夏に劇場公開されることが決定。あわせて、2種のティザーポスターと、特報(https://youtu.be/lD9qVX0RYZ0)が披露された。
「トイ・ストーリー」の“おもちゃの世界”、「モンスターズ・インク」の“モンスターの世界”、「ファインディング・ニモ」の“海の中の世界”、「インサイド・ヘッド」の“頭の中の世界”、「リメンバー・ミー」の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる「もしもの世界」を舞台に、数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。新作では“エレメントの世界”を舞台にした物語が描かれる。

舞台となるのは、火・水・土・風のエレメント(元素)が共に暮らす都市エレメント・シティ。火・水・土・風のキャラクターはどのような性格で、どういった暮らしをしていて、どうやって触れ合う事ができるのか? ピクサー史上最もチャレンジングなコンセプトとなっている。
特報で映し出されるエレメント・シティは、まるでテーマパークのような世界。船のようであり電車のようでもあるユニークなのりものへ乗り込むと、オリジナリティに溢れた個性的な火・水・土・風のキャラクターたちが登場。フワフワとした可愛らしい見た目の“風のエレメント”は乗車するや上下の概念に囚われず、車内の天井の風専用シートに腰掛ける。透き通ったボディが美しい“水のエレメント”たちは浴槽のような水専用シートでリラックス乗車。草木や花、フルーツなどが体から生えたさまざまなバリエーションが楽しい“土のエレメント”は、植木鉢に入った赤ちゃんをあやしていたりと、それぞれがエレメントの特性にあった特徴と暮らし方で共生している。

主人公は“火のエレメント”エンバーと“水のエレメント”ウェイド。燃えるようにちょっと短気なエンバーと、流れに身を任せるタイプのウェイド。性格だけでなく、その気になればお互いを“消せる”性質を持ち、全てが正反対のコンビとなっている。ポスターでは、ふたりの手、そしてふたりの姿が描かれているが、それぞれ異なるエレメントである彼らが触れ合う事はない。正反対のふたりの出会いは“エレメントの世界”にどんな化学反応を起こすのだろう。
エレメント・シティを実現するため、何度も何度もさまざまな可能性を試し続けたピクサー・スタジオは「もしエレメントたちが行動できるなら、どうやって触れ合う事ができるのか? このコンセプトを映画で実現することが最高の喜び」だとコメント。その言葉通り、特報では“土”のキャラクターに咲いた花の香りを“風”のキャラクターが楽しんだり、くしゃみをした“水”のキャラクターの水しぶきを頭で受けた“土”のキャラクターの頭に髪の毛のように草が生えたりと、特徴のちがうエレメントたちの触れ合う表現もユニークだ。
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