フィルミネーションが「デジタル・プレイスメント広告企画」をスタート!
2022年11月17日 09:00

日本初のサービスである日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーションは、日本人若手映画監督や海外進出を目指す日本映画支援として、カカクコムグループのガイエの協力のもと、デジタル・プレイスメント広告企画を開始する。
「プロダクトプレイスメント」は、テレビドラマや映画の劇中で、小道具や背景に企業の商品やロゴを映り込ませることでPRする広告手法。ただ、この方法は、テレビドラマや映画の撮影時にPRしたい商品を入れ込まなければならないため、撮影後にテレビドラマや映画が公開されるまでの期間中に新しい商品が出てしまうという問題が発生する点など、いろいろとスケジュール面の調整作業や懸念点があった。
この課題を解決すべく、「デジタル・プレイスメント広告」を日本で推進しているガイエ協力のもと、デジタル・プレイスメント専門会社の英Mirriad社の特許技術を活用し、実現困難とされてきた「ロゴ、商品をオンデマンドで映像に入れ込むデジタル・プレイスメント」という新しい手法によるプロジェクトがスタートする。
この「デジタル・プレイスメント」の技術によって、映像収録後でも商品画像さえあれば、後付けで映像内に入れ込むことができる。また、AIの活用によりカメラの動き・背景・露出時間などを自動解析することで最適なプレイスメント箇所が提案され、プロダクトプレイスメント作業を数日間という短期間で行うことができる。視聴者、ユーザーの属性に合わせて、入れ込む商材を出し分ける、といったターゲットに合わせた配信も可能だ。
この技術を活用することで、視聴者は広告に煩わされることなく映像を視聴することができ、また広告主は自然な流れで自社の商品情報を露出することが可能。最近では、有料動画配信サービスにおいて広告により新たな収益を得る取り組みも話題となっており、この手法を取り入れることで収益面も含め、若手映画監督や、海外進出を目指す日本映画支援を具現化することが可能となる。
今回の企画に参加する作品は「ココロ、オドル」(岸本司監督)、「マイライフ、ママライフ」(亀山睦実監督)などの3作品で、いずれもフィルミネーションが厳選した、海外進出を目指す有望な若手映画監督作品。AIRDO協賛により、11月22日(予定)から2023年3月末まで、エイガ・ドット・コム・オンデマンドが運営する映画のオンライン配信サービス「シネマ映画.com」(https://cinema.eiga.com/)上で順次公開される。
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