C・ゲンズブール×「アマンダと僕」監督が描く、80年代パリで暮らす家族の7年の物語 23年4月公開
2022年11月4日 11:00

シャルロット・ゲンズブールが主演し、「アマンダと僕」のミカエル・アースが監督を務めた映画「The Passengers of the Night(英題)」(原題:Les Passagers de la Nuit)が、2023年4月に公開されることが決定した。
「アマンダと僕」がベネチア国際映画祭オリゾンティ部門受賞、東京国際映画祭でグランプリと最優秀脚本賞受賞という快挙を成し遂げたアース監督。ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された本作には「人間味溢れる主人公によって、観客に揺るぎない信頼を抱かせるのはミカエル・アースの計り知れない才能だ」(TROISCOULEURS)、「シャルロット・ゲンズブールの最高傑作」(Radiofrance)、「巨匠エリック・ロメールを受け継ぐこの作品は、恋に落ちるところから失うところまで、喪失も再出発も、人間のあらゆる感情を切なくも優雅に描き出している」(Filmstarts)など、世界から絶賛の声が続々と集まっている。
(C)2021 NORD-OUEST FILMS ‐ ARTE FRANCE CINEMA舞台は、1981年のパリ。街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気で溢れていた。そんな中、エリザベートの結婚生活は終わりを迎える。ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れ、交流を重ねるなかで、エリザベートやその子どもたちの心に変化が訪れる。
夫との別れ、芽生えた恋、子どもたちの成長、そして下した決断。人生で訪れるさまざまな変化を乗り越え、1歩ずつ前へと進んでいくエリザベートの姿は力強く、観る者の心を掴む。些細な、あるいは平凡にさえ見える出来事こそが人生の一大イベントであり、本当の意味でのドラマチックな変化だということに気づかせてくれる。
エリザベート役のゲンズブールは、夫の裏切りに傷つきながらも、たくましく前へ進む女性の等身大の姿を演じ上げた。そして名優エマニュエル・ベアールが圧倒的な存在感を放ち、主人公の人生を左右する存在に扮している。
「The Passengers of the Night(英題)」は、23年4月にシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国公開。
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