奇跡の友情合体を目撃せよ! 「RRR」無双アクション“世界最強の肩車”シーンを披露
2022年10月31日 18:00
世界的大ヒットインド映画「バーフバリ」シリーズを生み出したS・S・ラージャマウリ監督の最新作「RRR」(公開中)の新たな本編映像が、このほどお披露目された。劇中屈指の“胸アツ”シーンである「世界最強の肩車」をとらえている。
1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr./通称NTR Jr.)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。敵対する立場の2人は互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていく。
映像では、ビームとラーマが2人の友情を再確認し、敵の大軍勢を相手に前代未聞のアクション「世界最強の肩車」で無双する姿が収められている。“ある出来事”をきっかけに決裂してしまったビームとラーマ。その後、ラーマはビームを守るために、隠されていた本当の正体が暴かれ、英国政府に投獄されてしまう。
一方、ビームは仲間たちとの逃亡中、偶然、ラーマの許婚シータと出会い、ラーマが成し遂げようとした“ある大義”を知ることに――。ラーマの救出に向かったビームだが、ラーマは足を負傷し歩くこともままならない。檻をブチ破ったビームは、誰もが一度は経験したことのある「肩車」……いや、ラーマを自身の肩に乗せ、驚異の戦闘スタイル「友情合体」を完成させる。
「世界最強の肩車」シーンの誕生には、インド映画の傑作「SHOLAY」(1975年/邦題「炎」)(75) が描く、主人公が肩車でサイドカーを走らせる名シーンへのオマージュも感じられる。なお、ラージャマウリ監督は、2人の対称的な個性を持ったヒーローの友情と信頼というテーマは、インドの叙事詩「マハーバーラタ」をはじめ、古くからインドに伝わるさまざまな物語に触発されたという。
また「期待してくれているファンの方々の希望を壊さないような作品を作りたい気持ちはありますが、ファンの愛だけに応えていると、ずっと同じ映画を作り続けることになります。そこは、自分で意図的に、よりエキサイティングで、よりわくわくするようなアクションを生み出し、同じような作品を作らないことも意識しています」とコメント。常に新たなアクションと新しい物語を作る努力とストイックな姿勢で「インドの物語をもっと世に拡げたい」という熱い想いを抱いている。
11月4日から、大ヒットを記念した第2弾入場者特典配布を開始。特典は、ラージャマウリ監督のサイン入りポストカード。全国限定4万枚が配布される(※入場者特典は無くなり次第、終了となる)。