淺雄望監督「ミューズは溺れない」単独公開に今泉力哉監督が推薦コメント
2022年10月26日 19:00

9月16日から10月6日までテアトル新宿で開催された「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」の大トリ作品として上映された淺雄望監督の長編デビュー作「ミューズは溺れない」が、11月19日より大阪シネ・ヌーヴォ、京都出町座、名古屋シネマスコーレにて3館一斉単独公開される。
作品は、思春期のもがき、アイデンティティのゆらぎ、創作をめぐる葛藤などを抱えながら、社会の海へ漕ぎ出そうとする高校生たちの最後の夏を瑞々しく鮮烈に描き切った青春エンタテインメント。2019年に撮影を開始するも新型コロナウイルス感染拡大の影響により一時中断。2年がかりで完成した本作は、第22回TAMA NEW WAVEと第15回田辺・弁慶映画祭のふたつの映画祭でグランプリを含む6冠を達成した。
主人公の朔子を演じるのは、300人のオーディションから選ばれた主演作「この街と私」が注目を集めた上原実矩。朔子と相対する西原役には「ジオラマボーイ・パノラマガール」など性別を問わず様々な役で活躍する若杉凩。朔子の親友・栄美役に「わたしの見ている世界が全て」でマドリード国際映画祭にて主演女優賞を受賞した森田想。そのほか渚まな美、桐島コルグ、川瀬陽太、広澤草などが脇を固める。
テアトル新宿での1週間限定レイトショーで満席を含め900人を超える観客を動員したことにより単独公開につなげた淺雄監督は「今、自分にできることは、この大切な映画をひとりでも多くの方のもとへお届けすることしかないと思っています。その先で、この映画を観てよかったと思われた方と出会えたら…、そんな新しい夢への門出に胸が高鳴っています」と熱い思いを述べている。
また、主演の上原は「これからもっと広がると良いね、というお声をたくさん掛けていただいたり、わたしの地元にも来てください! というお言葉をいただいていたところにこうしてお知らせできることがとても嬉しいです」と喜びのコメントを寄せた。
さらに、新作「窓辺にて」が11月4日に公開される今泉力哉監督が「とてもいい映画でした。3人の場面、触れる場面、自分にはつくれないやりとり、想像と違う感情の動き、少しだけ泣きました」と本作へ推薦コメントを届けている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

傑作SFアドベンチャー、無料放送!
【製作費1億7000万ドル超の大作】近代文明崩壊、人々の運命は…(提供:BS10 スターチャンネル)