第16回田辺・弁慶映画祭11月開催と「セレクション2022」9月開催決定
2022年3月25日 11:00

第16回田辺・弁慶映画祭が11月11日から13日までの3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館(予定)で開催されることが決定。コンペティション部門の作品募集が4月15日からスタート(7月15日まで)する。今年はDVD/ブルーレイでの応募に加え、オンラインからも応募を受付ける。
これまで多くの若手監督を輩出し、“インディーズの登竜門”と注目されている同映画祭。第15回は、厳選された入選8作品の中から淺雄望監督「ミューズは溺れない」が弁慶グランプリと観客賞、俳優賞(若杉凩)、フィルミネーション賞の4冠を獲得。審査員特別賞を林隆行監督「情動」、キネマイスター賞をますだあやこ監督と板野侑衣子監督による「魚の目」、映画.com賞を田中大貴監督「PARALLEL」、そしてもう一人の俳優賞は中濱宏介監督「B/B」に主演した倉嶋かれんが受賞した。
昨年はコロナ禍の影響で、感染防止を徹底した現地開催と、コンペ作品のオンライン配信とを併用した新しい試みで開催された。コンペ作品は映画.comの試写サービス「スクリーニングマスター」を利用して配信され、現地で鑑賞できない全国の映画ファンがオンラインで視聴した。
淺雄監督の初長編映画「ミューズは溺れない」は、美術部に所属する女子高校生たちを主人公に、「見る/見られる」という関係性を繊細に描いた作品。田中監督の「PARALLEL」は、心に傷を抱え、今までの自分とは違う誰かになりたい少女と、美少女アニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返す“アニメの世界に行きたい殺人鬼”との心の交流を描いた衝撃作だ。
なお、第15回受賞作品や受賞監督の過去作、新作などを特集上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」が、9月16日から10月6日までテアトル新宿、10月14日から20日までシネ・リーブル梅田で開催されることも決定し、チラシビジュアルが公開された。
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