PARALLEL
劇場公開日:2022年9月25日
解説
心に傷を抱える少女と、アニメの世界へ行きたい殺人鬼が織りなす心の交流を描いた異色のスプラッターラブストーリー。
幼い頃に両親から虐待されていた舞は、自身のつらい過去と折り合いをつけることができず、親友・佳奈とただ時間を忘れて遊ぶだけの毎日を送っていた。そんなある日、舞は美少女アニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返している殺人鬼に遭遇する。舞に興味を抱いた殺人鬼は、正体を隠して彼女に接近。舞は自身の心の傷を、殺人鬼は自分の本当の姿を隠しながらも、2人は強くひかれあっていくが……。
舞役に「いつまでも忘れないよ」の楢葉ももな。監督は、大学の卒業制作として手がけたヒーロー映画「FILAMENT」が高く評価された田中大貴。第15回田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門に出品され、映画.com賞を受賞した。
2021年製作/84分/日本
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2022年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
他人とのコミュニケーションがさらに希薄になった時代に、必然的に産み落とされた傑作か、それとも問題作か―。田中大貴監督が製作・脚本・撮影・照明・編集・特殊造形・VFXも兼任した本作は、自主製作映画の極みの一本と言え、作家の内から溢れ出た結晶である。
ボカロ的な音楽とともに、劇中のアニメ作品はそれだけでしっかりと世界観が構築されている。また殺人描写や、過去の記憶、現実世界の日常の映像が、赤と青を基調とした色彩とともに押し寄せ、見る者を圧倒する。その一方で、懐かしい記憶や、静寂の風景と音楽、そして2人のどこか悲しげでありながら、愛を乞うような表情が、それまでの狂気との対比になっている。
楢葉ももなが長編映画初主演とは思えない存在感で舞を演じ、殺人鬼の多面性を芳村宗治郎が繊細に演じ分けている。振り切ったスプラッター映画としてだけでも充分濃度は高いが、ラブストーリーの形をとりながら、現代社会の壊れた心、稀薄化した人間関係、そして現実世界での本当の自分とは何なのか、という田中監督の真の思いが、見終わった後に響いてくるだろう。
2022年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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普段はスプラッター系は観ません。自身が見たい女優さんが出演されていたので、劇場で観賞致しました。血を見るのが嫌なわけではなく、斬られたり(56されたり)する場面がグロテスクに表現されてたら観ていられなかったかもしれませんが、自分の中でそこまでではなかったので最後まで観られました。終盤は泣けました。主人公のお二人の感情や考えが今一つ得られなかったので、もう一度観たいです。また、前半のミネオショウさんがステキで、、、ファンになりました♡
2022年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ラブストーリー×スプラッタってどんな感じなんだろと気になり先日観てきました。
想像以上に裏切りや過去の闇。変身願望?承認欲求?や居場所がない事がうまく表されていてすごく面白かったです。
スプラッタが好きな僕も好きな描写がたくさんあったのでワクワクしながら観る事が出来ました!
そしてラブシーンかは不明ですがキュンとした場面もありました。
殺人鬼さんがアニメの良さを語ってわかってもらえた時の嬉しそうな笑顔あれはキャンとした。2人がこれから幸せになていくのを心の底から願ったしぼくも幸せをもらいました。
これは観る人によって色々な感情が生まれそうな映画なのでみんなにオススメして感想を聞くのも一つの楽しみになりそうだなぁと思いました。
2022年9月25日
Androidアプリから投稿
マスクにカツラで顔を隠した連続殺人犯と、犯人に興味を示す心と身体にキズを持つ20歳の女性の話。
7年前自分を虐待していた両親が女装殺人犯に殺され助けられた経験を持つ女性が、合コンで知り合った男に襲われそうになっているところでニアミスし、巻き起こっていくストーリー。
光る様を配信したりしなかったりのさじ加減は何なんだろう?という疑問はありつつも、舞に興味を惹かれるサリーと、両親がいないというミッキーに興味を抱く舞と、そして人造魔法少女カイニとみせていく。
そして頭では言い分も理解出来るところもあるけれど、イッちゃってる男の憂いと嘆きとそして2人の抱えるキズと。
そこにクソ女やクソコメンテーターなんかも絡んでくるし、閉塞感とやり切れなさが堪らなかった。