「RRR」主演俳優ラーム・チャラン、探していた日本のファンと初対面「愛しています」
2022年10月26日 13:00

世界的大ヒットインド映画「バーフバリ」シリーズを生み出したS・S・ラージャマウリ監督の最新作「RRR」(読み方:アールアールアール)。ラージャマウリ監督らがプロモーションのため来日し、滞在中にはラーマ役で主演を務めたラーム・チャランが、「会いたい」と熱望していた日本人のファンと初対面する機会があった。

きっかけは、「BANGER!!!」のインタビューを受けたチャランが、ある日本人のファンのエピソードを話したことだった。チャランによると、7年ほど前に「大スキ」とプリントされたお菓子のビスコを日本人のファンからプレゼントされたそうで、その方に会いたいと発言。チャランの思いがそのファンの方に届くようSNSでこのエピソードが拡散され、このほど対面することとなった。
見つかったのは、京都からやってきた笠井則子さん。2010年にYouTubeで「マガディーラ 勇者転生」の動画を見たときに、目力のあるチャランに“一目惚れ”をしたそうで、それ以来、応援を続けている。ビスコは当時直接手渡せる手段がなかったため、チャランが主演を務めた「Zanjeer」のアプールバ・ラキア監督監督が来日した際に、人づてに渡すことに成功。そして、チャランにビスコが届いたという。


笠井さんは元・中学の家庭科の先生だそうで、この日はお手製の“チャラングッズ”やプレゼントするためのイラスト(そっくりな似顔絵)を持参。チャランには完全にサプライズとなり、舞台挨拶を終えたチャランが別室に呼び出されると、待機していた笠井さんと初対面を果たした。


笠井さんだと気付いたチャランは、興奮気味で挨拶を交わすと、笠井さんから贈られたイラストなどを大切そうに眺めながら「ありがとうございます、とても美しい絵です」と胸に手を当てて喜び、「わたしも愛しています」「則子さんを探してくださいと映画会社にお願いしていたんです」と、最上級の愛情が伝えられた。
Twitterなどでチャランの布教活動を続けてきた笠井さんは、チャランによると「インドの私のファンにもよく知られている」存在。2014年には、チャランの公式YouTubeに笠井さんに向けたメッセージ動画が上がり、笠井さんは録音したその音声を目覚ましに使用しているという。
笠井さんはビーム役のN・T・ラーマ・ラオ・Jr.、ラージャマウリ監督のイラストも持参しており、2人も同じ部屋に呼ぶことに。自身と娘を描いたイラストを見たラージャマウリ監督は、すぐさま娘にビデオ電話をかけて笠井さんを紹介していた。


チャランは、笠井さんからもらったビスコをずっと持っていた理由について「こんなにユニークな贈り物はないです。インドのファンからも、こういったプレゼントはもらったことがないです。思い出としてずっと持っていました」と伝え、「また来年、戻ってきたら会えますか? 愛しています。お体を大切に」と笠井さんと再会を約束していた。
チャランとの対面を終えた笠井さんは「みんないい香りがしました。なんかいっぱい(感謝の言葉を)言ってもらいましたね」と照れ笑い。なお、「RRR」については「お2人(チャラン、N・T・ラーマ・ラオ・Jr.)の目力に圧倒されました。私は踊れませんが、ダンスもすごい」と話していた。
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