A24初のファンタジー「グリーン・ナイト」日本版予告編 ナレーションは「Fate」シリーズのガウェイン役・水島大宙が担当
2022年10月13日 18:00
14世紀の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」のデビッド・ロウリー監督が映画化した「グリーン・ナイト」の日本版予告編と、新たな場面写真が披露された。
本作は、「ミッドサマー」「ライトハウス」などを手掛けた気鋭のスタジオ「A24」初の本格ファンタジー。「指輪物語」の作家J・R・R・トールキンが現代英語に翻訳し、広く読まれてきた原典をロウリー監督が大胆に脚色。過酷で奇妙な旅を通して若者が成長するさまを斬新で魅惑的な映像で描き出す。
「スラムドッグ$ミリオネア」「ホテル・ムンバイ」などで知られるデブ・パテルが主人公のサー・ガウェイン役を演じるほか、「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダー、ジョエル・エドガートン、ショーン・ハリス、バリー・コーガンらが共演する。
映像は、王座に座るガウェインの首が燃え上がる衝撃的な場面で幕を開ける。アーサー王の甥であるガウェインは、正式な騎士になれぬまま怠惰な日々を送っていた。クリスマスの日。円卓の騎士たちが集う王の宴に、まるで全身が草木に包まれたような風貌をした“緑の騎士”が現れる。
「アーサー王の騎士の中に、わしと戦う勇気のあるものは?」と、クリスマスの“遊び事”として恐ろしい首切りゲームを持ちかける“緑の騎士”。ただ一人、挑発に乗ったガウェインは、一振りで騎士の首を斬り落とす。しかし、“緑の騎士”は転げ落ちた自分の首を拾い上げると、「1年後に会おう」と高笑いとともに馬で走り去っていく。1年後、アーサー王に促されたガウェインは、“緑の騎士”を捜す旅に出る。映像の後半では、旅の相棒となるキツネをはじめ、盗賊や巨人、城の主人と奥方ら、旅の途中でガウェインを導き、時に惑わす者たちの姿が映されていく。
予告編のナレーションは、人気アニメ「Fate」シリーズの「劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット」などで本作の主人公でもあるガウェイン役を務めた声優の水島大宙が担当。水島は、「今回、ガウェインの名で繋がることのできた、このご縁にとても感謝しています」とコメントを寄せている。
「グリーン・ナイト」は、11月25日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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