「ナニワ金融道」、高杉真宙主演で再映画化! 3本立てで3週連続公開
2022年10月7日 09:00

大阪を舞台に金融のダークサイドな側面を描き、これまでに何度となくドラマ化、映画化されてきた「ナニワ金融道」が、高杉真宙主演で再び映画化されることになった。
青木雄二氏が手がける原作は、1990~97年に「モーニング」(講談社刊)で連載され、92年に講談社漫画賞、98年に手塚治虫文化賞漫画優秀賞を受賞するなど、今なお熱烈なファンがいる人気作。今回の映画化は、「令和アウトローレーベル」と銘打ち、規制やコンプライアンスが日々厳しくなっている世の中にあって、アウトローな世界を生きた昭和から平成をまたにかけた名作の主人公たちから、今の時代を生きるヒントをもらおうと立ち上がったプロジェクトの第1弾作品という位置づけだ。


全3話で構成される今作は、11月25日の第一話「ナニワ金融道 灰原、帝国金融の門を叩く!」を皮切りに、12月2日の第二話「ナニワ金融道 銭と泪と権利と女」、12月9日の第三話「ナニワ金融道 大蛇市マネーウォーズ」と、3週連続で劇場公開を予定している。
高杉が演じるのは、勤務していた小さな印刷工場が倒産し、帝国金融にやっと採用される主人公の灰原達之。ドスのきいた言動はほぼヤクザだが、有能な金融屋として灰原の良き指導役となる桑田澄男に加藤が扮する。

赤井、宇崎のほかには早織、仁科貴、柳ゆり菜、波岡一喜、山西惇、本宮泰風、桜まゆみ、阿部亮平らが出演する。そして崔洋一、金子修介、ミシェル・ゴンドリーらのもとで助監督として経験を積み、近年は「レディ・トゥ・レディ」「ツーアウトフルベース」を手がけた藤澤浩和監督がメガホンをとる。

灰原達之(高杉真宙)は、大学時代の奨学金の返還を滞納してしまったために信用情報に傷がつき、就職先が見つからないでいた。ある日、ネットで「街金」と呼ばれる貸金業者・帝國金融の求人を見つけ応募する。
面接へ行くと、いきなり社長の金畑金三(宇崎竜童)から、融資先に返済を迫る「追い込み」に行く社員の桑田澄男(加藤雅也)に付いて行くよう指示される。厳しいやり取りに戸惑いながらも、リアルな金の世界を目の当たりにし、金融屋として生きていく決心をする。
そんな灰原たちのもとに金を借りに来るのは、公務員の娘に頼るしかない建設屋、仕事で得た知識をもとに金融屋を騙そうとする不動産屋、公務員をハニートラップにかけるスナックのママ、利権まみれの市長など、それぞれの事情と欲望を抱えたアクの強い人ばかり。
ひと筋縄ではいかない借り主たちとの対決に、時には上手く逃げられそうになりながらも、どうにかひとつずつ案件を切り抜け成長していく灰原。桑原たちから金融屋としての厳しさを学びつつ、持ち前の優しさを忘れることなく欲望の渦巻く大阪の街で奮闘を続ける。
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