アレクサンダー・ペイン監督&ポール・ジアマッティの新作、フォーカス・フィーチャーズが獲得
2022年9月26日 14:00

2004年のロードトリップコメディ「サイドウェイ」以来の顔合わせとなるアレクサンダー・ペイン監督、ポール・ジアマッティ主演の新作「The Holdovers(原題)」の世界配給権(中東を除く)を、米フォーカス・フィーチャーズが獲得したことがわかった。
「The Holdovers(原題)」は、ペイン監督作「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「ファミリー・ツリー」「サイドウェイ」のような、人生の厳しさと現実的なキャラクターを描くコメディ。米ニューイングランドの全寮制高校に勤める尊大で堅物な教師ポール(ジアマッティ)は、生徒だけでなく校長や同僚教員からも嫌われている。1970年のクリスマスホリデーに、家族も友人もいないポールは家に帰れない学生の管理を受け持つことになり、15歳の問題児アンガスが学校に残る。もう1人、学校の調理長でアフリカ系アメリカ人のメアリーは、恵まれた子息たちに食事を出す一方で、自身の息子はベトナム戦争で命を落としていた。ポール、アンガス、メアリーという立場の違う孤独な3人が、雪が降り続く2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになる。
米Deadlineによれば、本作はペイン監督の原案をもとにデビッド・ヘミングソンが脚本を執筆。主人公のポールはジアマッティのために当て書きされたキャラクターで、ペイン監督念願の再タッグが実現した。「The Holdovers(原題)」は2023年末に劇場公開が予定されている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこのカッコイイ映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

キムズビデオ
【この衝撃作を知ってるか?】“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート