「天間荘の三姉妹」若手俳優・萩原利久に注目 監督が絶賛「超好青年」
2022年9月21日 16:00
漫画家・高橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品を実写映画化した「天間荘の三姉妹」。のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じるほか、水族館に務めるイルカトレーナーをドラマ、映画と躍進が続く萩原利久が演じている。
萩原は2008年にデビューを果たし、2012年に放送されたドラマ「運命の人」で菅田将暉の弟役を演じている。映画では「牛首村」「花束みたいな恋をした」「十二人の死にたい子どもたち」など、ドラマでは日本テレビ系の「3年A組 今から皆さんは、人質です」や現在放送中の「新・信長公記 クラスメイトは戦国武将」などに出演。MBSで放送された「美しい彼」はNetflixでも配信され、映画化も決定している。
本作では、舞台である三ツ瀬の街の水族館に務めるイルカトレーナー・早乙女海斗役で出演。大切な家族を失うという辛い経験を乗り越え、幼い頃に自分のことをかわいがってくれたイルカトレーナーの先輩・かなえ(門脇)との思い出を胸に精一杯生きる姿を、爽やかにたくましく演じている。
萩原のキャスティングについて、本作のプロデューサー・和田大輔は「幼少期に辛い経験をした海斗が、このように心優しく真っ直ぐに育っていてくれたらいいなという願いとイメージが萩原さんにぴったりだったためオファーしました」とコメント。北村龍平監督は、萩原について「出番は少ないながらもとても重要な役柄を、実に繊細に演じてくれました。とても勘の良い俳優さんだなという印象です。本人もとても謙虚で素直で礼儀正しい、今時の若者には珍しいほどの超好青年でした」と語っている。
「天間荘の三姉妹」は10月28日から公開。