美しい彼 eternal
劇場公開日:2023年4月7日
解説
「流浪の月」の凪良ゆうによるBL小説を原作に、2021~22年に放送されたテレビドラマ「美しい彼」の続編となる劇場版。人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と、俳優の道を歩む清居のその後の物語を描き出す。
無口で友だちのいない高校生・平良が恋に落ちたのは、クラスのカースト頂点に君臨する美しく不遜な清居だった。紆余曲折の末、ついに恋人同士になった平良と清居。しかし清居のことを神様のように尊い存在としか考えられない平良と、対等な関係を望む清居は、互いを思いあいながらも次第にすれ違っていく。
テレビドラマ版に続いて萩原利久が平良役、八木勇征が清居役でダブル主演を務め、舞台「キングダム」の高野洸、「AWAKE」の落合モトキらが共演。特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」の前田拳太郎、「タイトル、拒絶」の池田大が新たに参加。
2023年製作/103分/G/日本
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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ドラマ予習してから鑑賞。
平良の崇拝に近い偏愛と清居の暴力的な美しさとツンデレさ。
ドラマの初めは絶対に釣り合わない石ころと星のような関係性で、平良頑張れキング不遜すぎって思っていたが、
次第に平良の一方的な偏愛が暴走しすぎ、キング素直になってよ〜とすっごいもどかしくなった覚え。
劇場版は清居が凄いまともに見えるほど平良の変に頑固な所が爆発。
ずっと二人のイチャイチャするシーン観ていたかった。
次は清居の心情にフォーカスしたver.を観たい。
2023年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
漫画の民です。ドラマは観れてませんが、漫画は読んでいたので劇場へ!
弱くて頼りなさそうに見えてめちゃくちゃ強い平良と、強そうに見えて実はとても繊細な清居。
清居→平良は愛を感じた(惚れてる)
平良→清居は愛というより家来がボスを支配する欲?が満たされている関係にも感じた。
この関係が続くかどうかは平良次第なのかなと。平良がこのままずっと清居最優先で敬い慕い続けてくれる事を願う。そしてたまに我を忘れて清居の為に身体を張ったり、求めたりすれば清居の心も満たされるでしょう…!
個人的にもeternalというタイトルはピッタリで好き。
キレイで神秘的な雰囲気の映像です。2人のeternalを願う
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ドラマ『美しい彼』シーズン1でどハマりし、すぐさま原作を買って全巻読むほどの、いわゆるコアファンですが、期待を裏切られることなく、ハラハラもドキドキもキュンも笑いも盛り込み、観る人を飽きさせないあっという間の103分でした。原作の世界観を大切にしながら、違和感なく上手く繋がる脚本の構成が素晴らしく、映像はどれも細やかな気配りに満ちた美しさ、また、主演のお二人の演技もハマっていて、私にとってはまるで制作陣からのギフトのような作品でした。
特にラストシーンは、シーズン1からすれ違いを重ねてきたひらきよの想いがようやく実を結ぶ流れを、走馬灯のような過去の映像と現在が交差する美しくも優しい映像で魅せてくれ、平良のモノローグも相まって涙なしでは見られません。
俳優同士の息ピッタリなアドリブシーン、エンドロールにまで小細工が仕掛けてあり、制作陣の愛がこれでもかと込められた本作、上映が続く限り観続けたいと思います。