時代遅れの魔女たちが、現代のアイテムに大興奮！　「ホーカスポーカス 2」予告＆新ビジュアル

ケニー・オルテガ監督（「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」）によるハロウィンファンタジームービー「ホーカス ポーカス」では、姉妹イチのしっかり者ウィニー役をベット・ミドラー（「フォエバー・フレンズ」）、美人だが天然なサラ役をサラ・ジェシカ・パーカー（「セックス・アンド・ザ・シティ」）、優れた嗅覚で“子どもの匂い”を感知できるメアリー役をキャシー・ナジミー（「天使にラブ・ソングを…」）が演じた。続編でも、オリジナルキャスト3人が再集結。アン・フレッチャー（「あなたは私の婿になる」）が監督、アダム・シャンクマン（「魔法にかけられて2」）が製作総指揮を担う。

物語の舞台は、恐ろしい魔女たちの伝説が残る、米マサチューセッツ・セイラム。伝説とともに残された「人間の目玉のついた不気味な魔術書」をめぐり、一癖も二癖もあるサンダーソン姉妹と、ハロウィンの日に、彼女たちを予期せず復活させてしまった現代の女子高生3人が、バトルを繰り広げる。制限時間の夜明けまでに、子どもたちの精気を吸いとり不死の魂を得られる秘薬のレシピが書かれた魔術書を手に入れなければ、消えてしまうサンダーソン姉妹。その野望を阻止し、子どもたちを守るため、姉妹に立ち向かう女子高生たち。両者の戦いの火蓋が切って落とされる。

本予告は、アナハイムで9月9日～11日（現地時間）に開催されたディズニーファンのためのイベント「D23 EXPO」でお披露目。久々の復活を遂げた、時代遅れのサンダーソン姉妹が、箒から最新鋭のロボット掃除機に乗り換え空を飛び、最新コスメがずらりと並ぶドラッグストアを物色し、フェイスパックを食べるなど、どこか憎めない奇想天外な行動が映し出されている。一方で、女子高生たちに魔法で応戦し、空へ連れ去ろうとするなど、彼女たちの邪悪で危険な一面も見え隠れする。さらに、前作を彷彿とさせる、姉妹が見事な歌とダンスを披露するであろう野外ステージや、物語のカギを握る“不死の黒ネコ”、ビリーことゾンビなど、懐かしい要素もちりばめられている。

ビジュアルでは、怪しげな笑みを浮かべるサンダーソン姉妹を妖しく、きらびやかに活写。対照的に、魔術書を鞄に入れ、神妙な面持ちで自転車を押す女子高生たちの姿もおさめられている。

本作は、「D23 Expo」のプレゼンテーションで、ライブアクション部門のトップバッターとして紹介された。会場では、ミドラー、パーカー、ナジミーのサプライズメッセージ映像が流れ、会場は熱気に包まれた。パーカーは、「29年前、最初に『ホーカスポーカス』を作った時、こんなインパクトを与えることになるとは夢にも思いませんでした」と振り返り、新たな物語をファンに届けられる喜びを噛みしめていた。

「ホーカスポーカス 2」は、9月30日からディズニープラスで配信。