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阿部寛主演、燃え殻原作ドラマ「すべて忘れてしまうから」“F”役は尾野真千子!

2022年9月14日 07:00

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尾野真千子が“F”を演じる
尾野真千子が“F”を演じる
(C)Moegara, FUSOSHA 2020

阿部寛主演で作家・燃え殻氏のエッセイをドラマ化する「すべて忘れてしまうから」。これまで明かされてこなかった主人公“M”の突然消えた恋人“F”を尾野真千子が演じることが発表された。阿部寛演じる主人公“M”と尾野真千子演じる“F”がすれ違っていく本予告、新ビジュアル、場面写真も併せて公開された。

本作は、Disney+(ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ。阿部にとって初の配信ドラマで、「まだ結婚できない男」(19)以来のラブストーリーとなる。監督・脚本は、岨手由貴子、沖田修一、大江崇允が担当する。

大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けている地味で主体性がないミステリー作家“M”(阿部)。5年間付き合った恋人“F”とハロウィンの夜に些細なことで喧嘩し、何となく連絡を取らないまま3週間ほど経った時、Mは周囲から促され、突如失踪した彼女を探し始める。しかし周囲から語られるFは、Mの知る彼女とは全く異なり、次第にFの秘密が明らかになっていく。

阿部と尾野は2016年公開の映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」以来、6年ぶり2度目の共演で、前回も恋人役を演じている。本作の重要な鍵を握る“F”について、尾野は「自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちがわかるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も“F”に近いのかもと思えるような人なんです」と、そのキャラクター像を語る。

画像2(C)Moegara, FUSOSHA 2020

また、初めて台本を読んだ際には「ヒロインの“F”が謎めいていて、その役ができるなら楽しいだろうな、どんなふうにやれるかな、とか、この役が決定する前から、わくわくして、いろんな想像をしました。あと名前が、“F”とか“M”とか、これ何?何?と興味をそそられました」と撮影に臨んだそう。配信を前に「私もとても楽しみです。“M”を演じた阿部さんや他の役者さん達も期待を裏切らない面白さで、皆さんをふわっと楽しませてくれると思います。さー“F”は最初どんな姿で現れるかな~???」とコメントを寄せている。

予告映像は、ハロウィンの日に消えた“F”を“M”が匿っていると疑う“F”の姉がBar 灯台を訪れる場面から始まる。そこで、初めて“F”が多額の遺産を手にしたことを知った“M”は、全く聞かされていなかった事実に戸惑いを隠せない。その後、周囲から促されて渋々“F”を探す中で、謎の美女や職場の人たちなど、周囲の人達から聞かされる“F”の話から、“M”は自身が”F“について何も知らなかったという事実に気付いていく。また、映像にあわせて、TENDREが初めて手掛ける劇伴と、本作のエンディング楽曲の一曲である七尾旅人が歌う「ドンセイグッバイ」が流れ、本作の世界観にやさしく寄り添っている。

「すべて忘れてしまうから」には、Chara、宮藤官九郎渡辺大知青木柚鳴海唯見栄晴渡辺いっけい大島優子酒井美紀らも出演。ディズニープラス「スター」で9月14日から独占配信。

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