「トップガン マーヴェリック」15週目で首位に返り咲き! 3位は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」“もっと楽しいバージョン”【全米映画ランキング】
2022年9月7日 17:00

9月初週の北米映画市場は、9月5日のレイバー・デイ(労働者の日)を含む連休にも関わらず、かなりの苦戦を強いられました。祝日を除いた週末3日間の興行収入は、先週を上回りましたが、週末3日間のトップ10の累計興収5200万ドルは、2021年のレイバー・デイに公開された「シャン・チー テン・リングスの伝説」の週末3日間の興収7100万ドルにさえ及びませんでした。
公開からまもなく4カ月が経とうとしている15週目に入ってもなお、絶好調の興行を続けているパラマウントの「トップガン マーヴェリック」は、先週の4位から、首位に返り咲きました。トム・クルーズ主演のスカイアクションである同作は、再び上映館数を増やしました。週末と祝日を含む4日間で興収790万ドルを売り上げ、累計興収は7億100万ドルを突破し、全米歴代興収ランキングで「ブラックパンサー」(7億42万ドル)を抜き、歴代5位となりました。
公開から5週目を迎えた、ソニーのブラッド・ピット主演のアクション「ブレット・トレイン」は、2位をキープ。上映館は「トップガン マーヴェリック」をわずかに上回っていますが、週末と祝日を含む4日間の興収は730万ドルで、僅差で追いかける形となりました。上位2作品の祝日を除く週末3日間の興収は、前週を上回る結果となりました。
連休に新作の公開がないため、映画業界は、映画館での上映作品を追加供給する必要がありました。そこでソニーは、第94回アカデミー賞の視覚効果賞にもノミネートされた、トム・ホランド主演の大ヒット作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を、11分のカットされたシーンを含む「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION」として上映。3位にランクインし、週末と祝日を含む4日間で興収650万ドルを上げました。一方、ユニバーサルは、第48回アカデミー賞の3部門で受賞したスティーブン・スピルバーグ監督作「ジョーズ」をIMAX&3Dで上映。8位に入り、週末と祝日を含む4日間で興収330万ドルを記録しました。
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