のん&さかなクンが伝えてくれた「好き」を貫くことの大切さ
2022年8月31日 12:00
さかなクンの半生を映画化!? 主演はのん!? 監督は沖田修一!? 「さかなのこ」第1報の情報解禁が行われた時、頭の中は“はてなマーク”で満たされてしまった。一体、どんな映画になるのだろう……。不安と期待が入り混じった感情を携えて、いざスクリーンへ。
鑑賞後、思わず叫びたくなったことを鮮明に憶えている。
「『さかなのこ』が大好きだ!」と。
原作は、さかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」(講談社刊)。子どもの頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでが描かれている。映画では“さかなクンの分身”ともいえるミー坊(のん)が、多くの出会いと優しさに導かれ、自分だけの道を突き進んでいくさまが映し出されていく。
女優、創作あーちすと、ミュージシャンと幅広い表現活動で活躍を続けるのん。お魚への大きな愛と膨大な知識、優しくユーモラスなキャラクターで人気を集めるさかなクン。一心不乱に「好き」を貫き続ける2人の出会いは、必然だったのかもしれない。
「のん=さかなクン」という驚きの発想から生まれた物語。ミー坊が歩む“すっギョい”人生は、「好きなこと」「好きなもの」への愛おしさを思い起こさせてくれるはず。そして、悩める人の背中をしっかりと押してくれる映画になっているのだ。
インタビュー現場に現れたのんとさかなクン。ひとりでも場の雰囲気が明るくなるというのに、そこにもうひとり――室内なのに、まるで眩い太陽の下にいるかのようだった。時に笑って、時には照れて、思わぬ言葉に驚いて……。常に明るさを携えて、2人は息の合った掛け合いを見せてくれた。(取材・文/編集部 岡田寛司、写真/間庭裕基)
でも同時に「難しい面」というのも、ギョざいます。特に、時間に追われることがいっぱい!! 毎日、毎日、大体時間に追われています(笑)。「ギョギョ! 締め切りが迫ってきているギョ…! 間に合わない…!」となったりすることもしばしば。でも、こう考えています。「この貴重なギョ機会はチャンスだギョ!!」と発想を変えてみるのでギョざいます! ピンチをチャンスに変える。発想を変えてみるだけで、辛い”が“幸せ”に変わります。
「これが“好き”で生きている」ということに誇りを持ってほしいです。「さかなのこ」を見ると、そう考えている自分に自信が持てるはず。そして、自分の「好き」を肯定してくれるような人に出会ったら、近づいていって欲しいと思います。きっとこれまで以上に頑張れるはずです!
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