真田幹也監督「ミドリムシの姫」が10月劇場公開決定! 予告編を初出し
2022年8月17日 19:00

日本初の駐禁コメディ映画として注目を集めた真田幹也監督「ミドリムシの夢」に続くシリーズ第2弾「ミドリムシの姫」が、10月15日より池袋シネマ・ロサにて公開されることが決定。予告編が初出しされた。
街でよく見かける駐車監視員は、その緑の風貌からネット上では「ミドリムシ」と呼ばれており、前作「ミドリムシの夢」はそんな彼らを主人公に描いたコメディ。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019で上映され、その後、池袋シネマ・ロサをはじめ、横浜、名古屋、大阪での劇場公開を果たした。
「ミドリムシの姫」は前作と視点を変え、男性が多い職業の中で奮闘する女性の視点で物語を紡ぐ。主人公の女性駐車監視員・野上幸子役に「偶然と想像」(濱口竜介監督)にて第35回高崎映画祭最優秀主演俳優賞を受賞した河井青葉。カリスマ駐車監視員・知念道夫役に「はるヲうるひと」(佐藤二朗監督)をはじめ、舞台やドラマで活躍し演劇界を牽引する大高洋夫。共演は青野竜平、三田村賢二、樋渡真司、岡田正、金田賢一、さらに前作に引き続き、ほりかわひろき、仁科貴、今村美乃ら魅力的なキャストが集結している。7月21日にSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022でワールドプレミア上映された。

河井は「真田監督はこの作品を和製アベンジャーズと言っていたけど、私はこれからアベンジャーズ出身と言っても良いのかな? ずっと私にはヒーローモノとか無縁なんだと思っていたけど、これくらい地味でおばちゃんでへなちょこでも気持ち次第で誰かのヒーローになれるって教えてもらいました。私の中でヒーローのイメージが少しだけ変わったかもしれない」とコメント。
ドラマ「相棒19」に出演するなど、俳優としても活躍する真田監督は、「前作『ミドリムシの夢』と同じ映画祭を経て、同じ劇場での公開。そんな奇跡を大変嬉しく思います。しかし、前作と同じスケールの作品を撮ったつもりは全くありません。“駐車監視員”といえば男性のイメージが強いかもしれませんが、今回はそれもひっくり返します。一生懸命生きている人たちの背中を押してくれる作品になったと思いますので、ぜひ劇場でご覧いただければ幸いです!」と述べている。前作に引き続き、脚本を太田善也、音楽をタカタタイスケ(PLECTRUM)が手掛けている。
(C)ミドリムシフィルム
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