横浜流星主演「線は、僕を描く」 予告映像&挿入歌&新ビジュアルが一挙公開
2022年8月16日 05:00
砥上裕將氏による原作は、2020年に本屋大賞3位、19年にTBS「王様のブランチ」のBOOK大賞を受賞した青春芸術小説。とあるきっかけで水墨画と出合い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介を横浜が演じ、霜介にライバル心を抱くようになる篠田千瑛を清原果耶が務めるほか、細田佳央太、河合優実、富田靖子、江口洋介、三浦友和らが共演している。
予告映像では、霜介が涙を拭い、過去の出来事に葛藤するシーンが映し出される。水墨画と出合い、自分自身や周りの人と向き合っていく中で、環境や感情が少しずつ動き出していく様子を描いており、希望に満ちた映像に仕上がっている。
挿入歌「Lost」は、主題歌と同様に横浜たっての希望で起用が決定したアーティストのyamaが歌い、プロデュース・作詞・作曲・編曲はYUKIやflumpoolらの楽曲を手掛けてきた百田留衣が担当。キーとなるシーンに当て書きで作られた楽曲となっており、本作の繊細な世界観を見事に表現し、ストーリーの深みを演出している。
横浜は「挿入歌『Lost』は、霧介の心情が丁寧に描かれていて、物語の深みを増してくれた素敵な楽曲です。個人的にyamaさんの魅力である繊細で美しくて、芯のある歌声を最大限に発揮されていると思いました。今も移動中に常に聴いているくらい、好きな歌の1つになりました」とコメント。
yamaは「物語の重要なシーンで流れるというのもあり、主人公の霜介に寄り添えるように意識しました。喪失感の中にある悲しみや怒り、やるせない複雑な感情が伝われば嬉しいです。失われた美しい日々を過去として消化するのは難しいことですが、少しずつ現在に向き合っていく霜介に自分を重ねていました。この楽曲はまさにその変化の過程を表現しています。楽しんでいただけたら幸いです」と話し、百田は「yamaさんの歌声はとにかく儚くて切ない。レコーディングの最中、何度も鳥肌が立ちました。そして霜介が抱えてしまった『悔い』を、より深く表現出来ている楽曲になったと感じています。この作品に関われた事を大変光栄に思います」と本作への楽曲提供を喜んでいる。
新ビジュアルも初披露され、「涙をぬぐい、心を描け」という力強いコピーと共に、横浜と清原が水墨画に向き合う真剣な表情が印象的なデザイン。暖かい色合いによって青春映画ならではのワクワク感も感じさせる。
「線は、僕を描く」は、10月21日に全国公開。