デル・トロ版“ピノッキオ”ついにベールを脱ぐ! ダークで幻想的な予告編&キービジュアル披露
2022年7月28日 10:00

鬼才ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務めたストップモーション長編アニメ「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」の予告編(http://youtu.be/U_M3rfTs-Nc)とキービジュアルが公開され、主人公ピノッキオの姿が初披露された。
原作は、おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形のピノッキオに愛の力で命が宿り、本物の人間になりたいと願うようになっていく愛と冒険と悲しみの物語。世界中で世代を超えて愛される名作に、本作の製作が悲願だったデル・トロが新たな命を吹き込む。
Netflix 映画「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」12月より独占配信開始2011年から本プロジェクトに取り組んできたデル・トロは、「とにかく演技を大切にした。そして、沈黙や(通常なら)不必要なジェスチャーをアニメーションで描いた」と語り、「この世界が生きていることが、感じられると思う」とコメント。キャラクターに親近感をもたせるためにあえて余分な動きを描くなど、徹底したこだわりを詰め込んだ。
ボイスキャストには実力派の名優が集結。ピノッキオ役は新人のグレゴリー・マンが務め、セバスチャン・J・クリケット役でユアン・マクレガー、ゼペットじいさん役でデビッド・ブラッドリーが参加。そのほか、ティルダ・スウィントン、クリストフ・ワルツ、フィン・ウルフハード、ケイト・ブランシェット、ロン・パールマンらが顔を揃える。
予告編の冒頭では、ゼペットが愛する我が子を失った悲しみを癒すため、木で少年の人形を作る場面が描かれる。マクレガー演じるコオロギのセバスチャン・J・クリケットの「知ってる話だと思うかもしれない。でも違う」というナレーション通り、あたたかみと不可思議さが同居する世界が映し出される。映像の後半では、ピノッキオが出会う新たな仲間たちや大冒険の一端が切り取られ、デル・トロらしいダークで幻想的なシークエンスの数々を垣間見ることができる。
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