Chara「スワロウテイル」以来26年ぶりの演技! 阿部寛主演「すべて忘れてしまうから」宮藤官九郎も参戦
2022年7月20日 07:00

阿部寛主演で作家・燃え殻氏のエッセイをドラマ化する「すべて忘れてしまうから」に、Charaと宮藤官九郎が出演することがわかった。同ドラマは、Disney+(ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして9月から独占配信される。
阿部が演じるのは、大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けている地味で主体性がないミステリー作家“M”。5年間付き合った恋人“F”とハロウィンの夜に些細なことで喧嘩し、何となく連絡を取らないまま3週間ほど経った時、Mは周囲から促され、突如失踪した彼女を探し始める。しかし周囲から語られるFは、Mの知る彼女とは全く異なり、次第にFの秘密が明らかになっていく。阿部にとって初の配信ドラマで、「まだ結婚できない男」(19)以来のラブストーリーとなる。監督・脚本は、岨手由貴子、沖田修一、大江崇允が担当する。
新たに発表されたのは、主人公Mの行きつけの「Bar 灯台」に関わるキャラクター。ハロウィンの夜に恋人Fが消えた場所で、物語の重要な舞台でもある。オーナーのカオル役を演じるのは、Chara。「スワロウテイル」以来26年ぶりの演技で、本作がドラマ初出演。Charaはオファーを受けた理由を「音楽絡みの役柄だったのと、私にやって欲しいという熱意が伝わったからです」と語る。そして「新しい事をやるのは、とても楽しいからね」と新たな挑戦への興味も明かした。
役との共通点は、「Charaに寄せてくれたんでしょうか? 女性でシングルマザーで息子もいるところと音楽を愛しているところかしら? カオルさんの方が謎めいてるかな」とコメント。初共演の阿部については、「かっこよかったです。声とか低くて素敵でした」と語った。

一方、宮藤は同じバーで働く元バンドマンの料理人・フクオ役を演じる。阿部とは「大帝の剣」以来二度目の共演。オファーについて「嬉しかったです。俳優として連続ドラマに出るのも久しぶりですし、阿部さんとも15年ぶりの共演だし。監督陣はじめスタッフも若く才能溢れる方々だし、何しろ衣裳がいちいちオシャレで、着て帰りたいくらいでした」と語る。
役どころについては「なんか、いい加減に生きているように見えて、自分の半径数メートルの世界を大事にしているんだろうな」と分析。「20代半ばまで深夜営業の居酒屋でバーテンのような事をしていたので、自分でも驚くほど自然に溶け込むことが出来ました」と過去の経験が生きたことを明かした。
主演の阿部については「10数年前に、広島の山の中で1か月くらい、終わらないんじゃないかという過酷な撮影を共にして以来でしたが、いい声でボソっと、くだらない事を仰るところは、まるで変わってなくて、懐かしかったです」とコメント。「阿部さんの役はすごく情けなくて、関係性も、ちょっとだけ僕の方が優位だったのが、新鮮でした」と語った。
宮藤は本作の魅力を、「現場でもらう差し込みの台詞がいちいち秀逸で、そのディティールに、監督が何を大切にされているかが滲み出ているような気がして、そういう細部にこそ、このドラマの本質があるんじゃないかなと思いました」と脚本家ならではの視点でとらえ、「無理に感情を誘導せず、強引に盛り上げたり、泣かせようとしたりせず、それでも、大人の子供っぽさとか、若者の達観とか、生きにくい社会とか、現代を切り取っている、珍しいドラマだと思います。その中で、珍しくオシャレな服を着て、珍しく良いこと言ったり言わなかったりしている僕を観てください」とコメントを寄せた。
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