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「ソー ラブ&サンダー」「ミニオンズ フィーバー」が1位&2位をキープ 新作3本が登場【全米映画ランキング】

2022年7月20日 16:00

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「ソー ラブ&サンダー」2022年の公開作品で興行収入第6位に
「ソー ラブ&サンダー」2022年の公開作品で興行収入第6位に
(C)Marvel Studios 2022

7月3週目の北米の映画館は、大作が公開されなかったため、夏のスランプを迎えました。先週末に興行収入1億4300万ドルという華々しいオープニングを飾ったディズニーのマーベル作品「ソー ラブ&サンダー」は、興収4600万ドルを記録し、先週末から67%減という異例の急降下を見せながらも、1位の座をキープ。2週目までの累計興収は2億3300万ドルで、2022年の公開作品で第6位となり、「ミニオンズ フィーバー」(累計興収2億6200万ドル)を追う形となっています。

そんなユニバーサルの長編アニメーション「ミニオンズ フィーバー」は、3週目の週末も2位を維持。先週末から41%減となる、興収2600万ドルを記録しました。これまでのところ、本作の収益実績は、15年に公開されたシリーズ第1作「ミニオンズ」と非常によく似ているようです。

今週末は、3本の新作が、全米ランキングを賑わせました。まず3位は、興収1700万ドルをあげたソニーの殺人ミステリー「Where the Crawdads Sing(原題)」。同作はかつて交際していた男性が殺害された事件の容疑者となった女性の物語で、「グッド・ライ いちばん優しい嘘」のリース・ウィザースプーンが製作に名を連ねています。続いて、サムライとなった動物たちを描く、パラマウントのアニメ「Paws of Fury: The Legend of Hank(原題)」は、興収620万ドルで6位に初登場。イギリス、中国、カナダ、アメリカの合作映画で、マイケル・セラ(「JUNO ジュノ」)やサミュエル・L・ジャクソン(「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」)らスター俳優が声優を務め、「ライオン・キング(1994)」のロブ・ミンコフが3人の監督のひとりとして参加しているにも関わらず、低調な成績となりました。

9位には、フォーカス・フィーチャーズのヨーロッパのファッションコメディ「Mrs Harris Goes to Paris(原題)」が興収190万ドルでランクイン。1950年代の英ロンドンに住む未亡人の掃除婦が、ディオールのクチュールドレスに恋をして、自分のドレスを持つことを決心する姿が描かれます。

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