サム・テイラー=ジョンソン、エイミー・ワインハウス伝記映画を監督
2022年7月18日 14:00

2011年7月に27歳の若さで死去した英歌手エイミー・ワインハウスさんを描く伝記映画を、「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のサム・テイラー=ジョンソンが監督することがわかった。
米Deadlineによれば、新作「バック・トゥ・ブラック(原題)」は仏スタジオカナルとアリソン・オーウェン、デブラ・ヘイワード、トレイシー・シーウォードがプロデュース。「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「コントロール」のマット・グリーンハルシュが執筆した脚本をもとに、テイラー=ジョンソンが監督を務める。
ワインハウスさんは、06年発売のセカンドアルバム「バック・トゥ・ブラック」が全世界で1200万枚以上を売り上げ、08年のグラミー賞で5部門を受賞するなど類い希な歌声でシンガーとして大成功を収めたが、アルコールやドラックへの依存が深刻化し11年に急性アルコール中毒でこの世を去った。その後、彼女の伝記映画の企画が複数立ち上がり、ノオミ・ラパス主演で映画化も報じられたがどれも実現にはいたらなかった。ちなみに、アシフ・カパディア監督(「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」)による2015年のドキュメンタリー映画「AMY エイミー」はアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。
伝記映画「バック・トゥ・ブラック(原題)」はエイミー・ワインハウス財団の全面協力を得て製作される。プロデューサー陣とテイラー=ジョンソン監督は間もなくワインハウス役のキャスティングを開始する。
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