ファン必見!ウォン・カーウァイ監督作4K上映「恋する惑星」「天使の涙」「ブエノスアイレス」「花様年華」「2046」ポスター公開
2022年7月17日 18:00
名匠ウォン・カーウァイの代表作を4Kレストア版を上映する特集「WKW 4K」。このほど全5作品のポスタービジュアルが公開された。
本プロジェクトは、第53回カンヌ国際映画祭でトニーが主演男優賞を獲得し、ウォン監督の代表作となった「花様年華」の製作20周年を記念して実施されたもの。ウォン監督が自らの手で過去作を4Kレストアした。ウォン監督は「単なる焼き直しではなく、新たに生まれ変わった作品」とコメントしており、画面サイズ、色味など、かなり多くの箇所が修正されている。
上映作品は、香港の重慶マンション周辺を舞台に、トニー・レオンと金城武が演じるふたりの警官の失恋とすれ違う恋模様を描く「恋する惑星」(94)、香港のネオン街で織りなされる男女5人の恋と青春を描く群像劇「天使の涙」(95)、レスリー・チャンとトニー・レオンが傷つけ合いながらも愛し合う恋人同士を演じた「ブエノスアイレス」(97)、トニー・レオンとマギー・チャンが互いに伴侶を持つ身でありながら惹かれ合う男女を演じた大人のラブストーリー「花様年華」、トニー・レオン、チャン・ツィイーなどアジアの人気スターが多数出演するSFラブストーリー「2046」(04)の5本。このほど作成されたポスターは、いずれも今回の4Kレストアに伴い、すっきりと洗練されたスタイリッシュなビジュアルとなっている。
ウォン・カーウァイ×クリストファー・ドイルの名コンビが生み出す映像は、それまでのアジア映画のイメージを一新。90年代に日本で巻き起こったミニシアターブームを牽引する存在となり、そのスタイリッシュな映像と世界観は今もなお多くのクリエイターに影響を与え続けている。劇場で新しい作品として生まれ変わったウォン・カーウァイ作品の魅力をスクリーンで堪能できる貴重な機会だ。
8月19日から、シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン 池袋、立川シネマシティほか全国順次公開される。