仲野太賀&草なぎ剛、兄弟役を演じた「拾われた男」インタビュー映像 草なぎ「太賀くんの代表作になると思うよ」
2022年7月15日 17:00

仲野太賀と草なぎ剛が共演した、松尾諭による波乱万丈の俳優人生を描いたエッセイをドラマ化した「拾われた男」の、兄弟を演じたふたりの特別インタビュー映像(https://youtu.be/8Qu_08uaS48)がお披露目された。映像で草なぎは、「太賀くんの代表作になると思うよ」と太鼓判を教えている。
本作は、NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」で知られる井上剛が監督、「百円の恋」の足立紳が脚本を担い、松尾の実話に基づいた同名エッセイ(文藝春秋刊)を映像化するもの。物語は、売れない役者・松戸諭(仲野)が、自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まる。諭は個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事に遭遇し、運命の女性・比嘉結(伊藤沙莉)と出会い、つつましくも幸せに暮らしていた。そんなある日、諭は電話で、アメリカに渡ったきり音信不通だった兄・武志(草なぎ)が倒れたと知る。やがて諭は兄を迎えに行くため、アメリカへと旅立つ。
特別インタビュー映像では、初共演を果たした仲野と草なぎが、互いの印象、兄弟役としての関係や役づくり、撮影現場でのエピソードなどを語り合った。仲野は草なぎについて、「小さい頃から草なぎさんをずっと見ていたし、大スターの草なぎさんの印象が強かったです」「ご一緒してみたら、とにかく優しかったですね」といい、対する草なぎは「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ」と、信頼関係を垣間見せる。
物語後半では、運と縁に導かれ、誰かに“拾われ”ては救われていく諭が、兄・武志を“拾い”に、アメリカへと向かう。草なぎは兄弟としての関係性を「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします」「ふたりで話し合ってしまうと『こうしよう』と狙ってしまうので、その場の空気感をうまく感じとって作り上げていきました」といい、現場での空気を生かして、撮影に臨んだことを語った。
続くトピックは、タイトルにちなみ、“拾われた”と思う経験について。草なぎは、「その時その時に巡り合う役に拾われている、助けられている」としみじみ。さらに、原作者の松尾に関して、「仕事のターニングポイントで、新しい環境になったときに、初めて松尾くんと仕事をしている」「松戸諭くんに拾われてます」と、縁が深い存在であるとも明かした。
そんな松尾自身を反映した主人公・松戸諭を演じた仲野は、「クランクインした時から共演者の方々が『めちゃくちゃ似てるんだけど』とか、『ふとした表情が似てる』など言ってくださったので、安心しました」と述懐。草なぎは、「たまに松尾くんに似ていて、後ろ姿を見てわからない時もありました。肩のラインとかすごく似ていて、松尾くんの役をやるために生まれてきたんじゃないかみたいな(笑)」と絶賛した。最後に仲野は、視聴者にメッセージを託した。
「ひとりの若い俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だから、きっと、このドラマを最初見始めた方も最後まで見終えたときは、『こんな物語になっていくのか』という驚きと感動がきっとあると思います。見てもらえれば、人の縁や運の大切さをすごく考えさせられるドラマになっていると思います。気楽に楽しんでもらえたらと思います、よろしくお願いします」
「拾われた男」(全10話)は、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で、第3話まで配信中。毎週日曜の午後11時から毎週1話ずつ、見放題独占配信される。
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